おめでとうございます。
結局昨年末はほとんど書かずに終わりました。(この後にいろいろ書いた言い訳は、潔くないので削除しました。)
ブログを書いて自分の考えを客観的に文字に表す事はとても大事なプロセスだと思います。それをせずに来てしまったこれまでの経過は、本当にエキサイティングでスリリングであると同時に、怖かったです。いまもそうですが、安心の中に住めるかというと、それはできないということを悟った時間でもありました。
衣食住足りて、その先の余裕を求めた過去数十年のアメリカ生活の影に、自国や他国の人や動植物環境への多大な負担と悪影響があったことを知り、何かせずにはいられない、と感じた年でもありました。
昨年はそんな転換期、今年はそこからどこかへ駒を進める時のようです。
NGOという不思議な世界は、自分のエネルギーを燃焼させる格好の場でありました。Civil Society
という単語をよく聞きますが、その一般社会の声を国際舞台に反映させる場である国連という機関の理念の素晴らしさと現実との開きは やはり大きいです。しかしながら、そのギャップの幅をなんとかして縮めようと頑張る人たちがNGOには沢山います。特に頑張る女性たち、賢い女性たち、損得勘定無して自分のエネルギーをひたすらつぎ込む女性たちに出会います。この年(って永遠の27歳だけど)になってもう友達なんか増やしたくないと思っていましたが、この世界に入っ
て考えが変わりました。
ただ、もっともっと知識を増やさないといけませんし、人前で自分の考えをきちんとまとめて話すトレーニングの必要性を強く感じます。こんな事を書くと生徒さんたちに笑われてしまいます。発音矯正クラスが終了すると、アドバンスクラスではよくスピーチの練習をしているからです。人のはな
しを直すのと、自分が国連高官とのミーティングで話すのとは、ぜ~んぜん緊張の度合いが違います。
今日は非武装局の最高責任者・アンゲラ・ケインさんとのミーティングにピースボートのディレクターの代理として参加させて頂きました。
私の番が回ってくると、ピースボートの機能や性格を説明し、用意してきたプリントを回しました。
自分は通訳であると同時にピースボートと、HRNのインターンをしていることを説明し、昨年5月にヒバクシャストーリーズの通訳としてケインさんに一度おめにかかっていることもお伝えし、本題に入りました。まずはPBの航海教育と現在就航中の第78回航海がもうすぐ南米を周り、そこで持続可能な環境とエネルギーを考えるコースを南米から集まった学生たちに学んでもらうことと、福島での経験から学んでもらうことを話しました。
日本の核問題に言及し、日本は核問題の交差点、兵器としての核とエネルギーとしての核の両方で大変な惨事を経験していることから持論を始めました。さらに、去年の11月に国連人権委員会の特別査察官が訪れ、日本政府の放射能対策の不備を厳しく批判した直後に国際原子力エネルギー委員会が訪れ、もっと増やせ、再稼動させろと述べたことは、国連という国際機関の信用を随分失墜させたと指摘しました。ODAとIAEAの横の話し合いをする機会をもって頂けるだろうかという質問に、やはりお答えは「無理でしょう」ってことですね。
予算規模から言うとIAEAは上位1%の富裕層、ODAはまた来年度も予算を削られ99%族です。
そのまったく不利な枠の中でどうやって現状を脱原発、脱核兵器にもって行くかというところで、NGOの協力体制と画期的なアイディアが必要とされます。ODAとの協力で核兵器廃絶を訴えるには、元になるプルトニウムを産む原発廃止論を持ち出すことは無意味であると、今日はっきりと悟りました。ODAにIAEAと戦う力はありません。ここで重要なのは、核兵器の違法性をどんどん強調することによって、核兵器がジュネーブ協定で定める「大量破壊兵器・化学兵器」であるという国際法の認識を早く確立することです。そうかといって原発廃止論を捨てるつもりなどさらさらありません。脱原発を訴えるNGOや市民団体との積極的な協調体制を持続発展させる気満々です。
一方で1%ジャイアントのIAEAと戦うNGOは、いつまでもフラワーチルドレンのノリで踊っていることから脱却して、オキュパイやアイドルノーモアの運動をさらに洗練したグローバル且つ地域尊重型組織作りをする必要があります。昨年5月5日に日本中の原発が止まっても何とかやっていけたのです。今日のフェイスブックには安価で安全な代替エネルギーのアイディアに対して投資してくれる人や企業を求めるYouTubeビデオも出ていました。「永久に買い続けるエネルギー」というコンセプトから、「自然との調和で必要な分だけ使わせてもらうエネルギー」に転換する運動をもっと広げたいですよね。
拡大経済を信奉した第二次大戦後の半世紀は、人類のなが~い歴史の中ではほんの点にしかなりませんが、今後のなが~い将来10万年後までもすでに汚染してしまっていることを、もっと
真摯な気持ちで受け止めて、今に生きる人間としての責任を果たしてからこの世を去りたいと思う今日この頃です。
スーツケースひとつに自分の必要なものを詰め込むことができたなら、残りはきっとみんな無くてもやっていけるってことなんでしょうね。
それでは
今日のお勧めビデオ:
今日のお勧めサイト:
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