2014年3月8日土曜日

核問題 ヘレン・カルディコット博士の勇気ある貴重な発言

たまにブログを書くと、やっぱり核問題になってしまいます。毎度お堅い話で申し訳ありません。

今夜はフクシマの核問題がどれほど日本の内外に悪影響があるか、医者・環境活動家としての見地からガンガンこのビデオで語られていることを聞いて、思ったことを書いてみます。

医者であり、アクティビストでもあるヘレン・カルディコット博士は、フクシマの惨事がチェルノブイリよりもずっとスケールが大きいことを指摘しています。ヨーロッパからの輸入品もトルコからのも食べるなと警告しています。私などトルコスーパーの会員になって日本食避けてるのに、これも無駄な抵抗なのでしょうか?

日本の学校で「ガンちゃん」ビデオを配ったのも、結局は「もう癌になることは避けがたい」と言う博士の意見を尊重していることの証拠と言っても過言ではないでしょう。

事故当時「直ちに影響はありません」と言っていた日本の政府代表の、「直ちに」とはこういうことなのです:「直ちに影響はありません(が、数年後には当たり前のように癌患者が蔓延します。それまでには僕達はもう現職にはいないでしょうから、後の始末はそのときの担当者にまかせるとして、とりあえず今は仲良しの東電の負担をなるべく軽くしてあげよう。だから疎開もさせないし保障なんてあげないで、あくまで『復興』を連呼して、頂いた寄付金もみんな除染でゼネコンにあげちゃおう。)」ということで、何とか三年逃げ切ってるわけです。

そうはさせませんよね?!!! 博士の提供して下さったシンポジウムの機会で世界中の核の専門化がフクシマの事故に対する警鐘を鳴らしたのが昨年の3月でした。今週末から3.11がらみのイベントが続きます。売れない歌手の売名行為まがいのパフォーマンスや、「フクシマを忘れないで下さい!」と言って涙することで一応参加した気分にさせてくれるようなイベントなどを見に行ってもしょうがない、と思うようになりました。寄付してもどうせゼネコンの懐に入るのなら、直接現地の学校や保育園に送って保養や疎開の資金に使ってもらったほうがいいと考えます。別に開発途上国じゃあるまいし、今の世の中口座番号さえわかれば日本中何処でも銀行送金はできます。箱物に参加するのではなく、行動を起こすことが大事です。

ムーブメントが必要です!

http://tv.greenmedinfo.com/the-shocking-must-see-video-on-nuclear-energy-by-helen-caldicott/

2014年1月17日金曜日

「平和」とは程遠いシリアの現状

シリアの女性ジャーナリストのお話を国連で伺ってきました。

現在シリアの女性たちは、政治的、心理的、性的暴力の被害に合っています。

性的暴力にいたっては本当に痛ましかったです:
難民キャンプからトイレまで1kmの距離を歩く間にレイプされるのだそうです。
以前他の国際メディアで読んだ記事には、難民キャンプに他のアラブ諸国の男性がお嫁さん
探しに訪れ、まだ幼い少女たちを一人300ドルほどで買っていくのだそうです。 300ドルもあるならそれを難民に寄付して助けるのが筋ではありませんか!

また、救援物資には生理用品が無く、酷く困っているそうです。仕方なく救援物資としてもらった食料を売ったお金で生理用品を買っているそうです。福島で被災地の避難所で生理用品を配る場所を男性が担当していてあまりの無神経にムカつきましたが、全くそれらの必需品が無いというシリアの難民キャンプでの女性無視は更に酷い。

政府側、反政府側、どちらも女性の代表を置かないので、このままではボスニアの惨事の二の舞をふんでしまいます。

彼女らが要求するものは:

1. 即停戦
2. 女性の政治参加・30%の女性議員枠を必ず盛り込むこと
3. 政府側にも反政府側にも、両方にジェンダーの専門家を置き、両派の交渉時には、必ず参加させること
4. 政治的に独立した女性の代表たちを政治の場に送ること
5. これらの要求を通すために、国際世論を盛り上げて欲しい

此処でYouTubeビデオをひとつぐらいアップしようと検索しましたが、あまりにも酷い上に、ひとつ検索するとそれに釣られて出てくるほかのビデオがもっと酷くてとても載せる気になれませんでした。毎日こうやって苦しむ人たちが沢山居て、それを誰も止められない?わかっていて止めないのは苦しめている側と同じなのですよね....

2014年1月16日木曜日

今年も相変わらずの、ですが。

結局昨年は殆ど書かずに終わりました。
全てはフェイスブックにはまってしまったせいです。
いまもFBに書き込みながら、「またブログを書かずに今日が終わる」と思ったとたん、FBの書きかけの文章をコピペして、こっちに持ってくる勇気を得ました。

以前にも似た内容をFBで書いたのですが、アジアの中で日本だけはアメリカからオトモダチと思われていると認識するのは甘いと思います。私も含めてアメリカびいきになるようにメディアにずっとコントロールされ続け、また自分でもそれを疑うことすらしなかったし、しないように教育されてきたことも事実です。

でもここにきてぜ~んぶアメリカのせいにしても何も解決できず、ずぶずぶと泥沼にはまっていくのはあまりにも芸が無い。

原爆を落とされた上に54基も原発抱っこして(研究用も含めると70を超えるらしい)、沖縄県民の日々の危険も見て見ぬ振りをし、横須賀に原子力潜水艦が停泊しても日本側から安全確認の検査も出来ず、独立国家ぶったところで所詮は植民地だったし、現在もそうだと思います。20世紀後半に何も抵抗できずに避妊や堕胎の処置をされたアメリカインディアンと同じ仕打ちを国全体で受けてきたのです。理由も無く逮捕された黒人たち、いったん入ったら出られないアンゴラ刑務所、などなど、自由と民主主義を他国に武力とハリウッド映画で売り込むこの国の歴史は、これら全てをジェノサイドと呼ぶのに十分すぎる事実で溢れています。

だからと言ってアメリカと喧嘩するべきだとは思いません。きちんと日本なりの意見を言うべきだし、言って良いのです。そしてもっと中国、韓国、周りのアジア諸国と仲良くすることは大変大事ですし、これからもっと大事になります。避難する場所をお願いしたり、安全な食べ物を作ってもらったり、医療専門家、特に小児心臓外科や癌の専門医、看護士、複雑な医療機器の技術士、介護士など、大量に必要になる時代が来年か再来年に確実にやってくるのです。それを政府が今先手を打って確保しようとしないということは、生かすことよりもどんどん使い捨てて殺すことを既に選んでいるように見えてなりません。

チェルノブイリの安全基準を当てはめれば、東京はすでに立ち入り禁止区域になっているべきところを、経済だけが優先されたために、国民の「健康で文化的最低限度の生活」を政府自らが脅かしている様は本当に情け無く、悔しいです。

アメリカ市民として、グローバルシチズンとして、何かせねば、というのが本年の抱負です。行動の年、2014年。ご一緒に頑張ってくださるお友達、宜しくお願いいたします。

丁度睡魔が襲ってきたので、素直に寝ることにします。長いブログは読むのも書くのも苦手です。

2013年1月15日火曜日

[核問題] 新年のご挨拶

新年明けまして
おめでとうございます。

結局昨年末はほとんど書かずに終わりました。(この後にいろいろ書いた言い訳は、潔くないので削除しました。)

ブログを書いて自分の考えを客観的に文字に表す事はとても大事なプロセスだと思います。それをせずに来てしまったこれまでの経過は、本当にエキサイティングでスリリングであると同時に、怖かったです。いまもそうですが、安心の中に住めるかというと、それはできないということを悟った時間でもありました。

衣食住足りて、その先の余裕を求めた過去数十年のアメリカ生活の影に、自国や他国の人や動植物環境への多大な負担と悪影響があったことを知り、何かせずにはいられない、と感じた年でもありました。

昨年はそんな転換期、今年はそこからどこかへ駒を進める時のようです。

NGOという不思議な世界は、自分のエネルギーを燃焼させる格好の場でありました。Civil Society
という単語をよく聞きますが、その一般社会の声を国際舞台に反映させる場である国連という機関の理念の素晴らしさと現実との開きは やはり大きいです。しかしながら、そのギャップの幅をなんとかして縮めようと頑張る人たちがNGOには沢山います。特に頑張る女性たち、賢い女性たち、損得勘定無して自分のエネルギーをひたすらつぎ込む女性たちに出会います。この年(って永遠の27歳だけど)になってもう友達なんか増やしたくないと思っていましたが、この世界に入っ
て考えが変わりました。

ただ、もっともっと知識を増やさないといけませんし、人前で自分の考えをきちんとまとめて話すトレーニングの必要性を強く感じます。こんな事を書くと生徒さんたちに笑われてしまいます。発音矯正クラスが終了すると、アドバンスクラスではよくスピーチの練習をしているからです。人のはな
しを直すのと、自分が国連高官とのミーティングで話すのとは、ぜ~んぜん緊張の度合いが違います。

今日は非武装局の最高責任者・アンゲラ・ケインさんとのミーティングにピースボートのディレクターの代理として参加させて頂きました。

私の番が回ってくると、ピースボートの機能や性格を説明し、用意してきたプリントを回しました。
自分は通訳であると同時にピースボートと、HRNのインターンをしていることを説明し、昨年5月にヒバクシャストーリーズの通訳としてケインさんに一度おめにかかっていることもお伝えし、本題に入りました。まずはPBの航海教育と現在就航中の第78回航海がもうすぐ南米を周り、そこで持続可能な環境とエネルギーを考えるコースを南米から集まった学生たちに学んでもらうことと、福島での経験から学んでもらうことを話しました。

日本の核問題に言及し、日本は核問題の交差点、兵器としての核とエネルギーとしての核の両方で大変な惨事を経験していることから持論を始めました。さらに、去年の11月に国連人権委員会の特別査察官が訪れ、日本政府の放射能対策の不備を厳しく批判した直後に国際原子力エネルギー委員会が訪れ、もっと増やせ、再稼動させろと述べたことは、国連という国際機関の信用を随分失墜させたと指摘しました。ODAとIAEAの横の話し合いをする機会をもって頂けるだろうかという質問に、やはりお答えは「無理でしょう」ってことですね。

予算規模から言うとIAEAは上位1%の富裕層、ODAはまた来年度も予算を削られ99%族です。
そのまったく不利な枠の中でどうやって現状を脱原発、脱核兵器にもって行くかというところで、NGOの協力体制と画期的なアイディアが必要とされます。ODAとの協力で核兵器廃絶を訴えるには、元になるプルトニウムを産む原発廃止論を持ち出すことは無意味であると、今日はっきりと悟りました。ODAにIAEAと戦う力はありません。ここで重要なのは、核兵器の違法性をどんどん強調することによって、核兵器がジュネーブ協定で定める「大量破壊兵器・化学兵器」であるという国際法の認識を早く確立することです。そうかといって原発廃止論を捨てるつもりなどさらさらありません。脱原発を訴えるNGOや市民団体との積極的な協調体制を持続発展させる気満々です。

一方で1%ジャイアントのIAEAと戦うNGOは、いつまでもフラワーチルドレンのノリで踊っていることから脱却して、オキュパイやアイドルノーモアの運動をさらに洗練したグローバル且つ地域尊重型組織作りをする必要があります。昨年5月5日に日本中の原発が止まっても何とかやっていけたのです。今日のフェイスブックには安価で安全な代替エネルギーのアイディアに対して投資してくれる人や企業を求めるYouTubeビデオも出ていました。「永久に買い続けるエネルギー」というコンセプトから、「自然との調和で必要な分だけ使わせてもらうエネルギー」に転換する運動をもっと広げたいですよね。

拡大経済を信奉した第二次大戦後の半世紀は、人類のなが~い歴史の中ではほんの点にしかなりませんが、今後のなが~い将来10万年後までもすでに汚染してしまっていることを、もっと
真摯な気持ちで受け止めて、今に生きる人間としての責任を果たしてからこの世を去りたいと思う今日この頃です。

スーツケースひとつに自分の必要なものを詰め込むことができたなら、残りはきっとみんな無くてもやっていけるってことなんでしょうね。

それでは
今日のお勧めビデオ:

Adora Svitak: What adults can learn from kids http://thetiny.info/kE


今日のお勧めサイト:
Dangerous Carcinogen In Fast-Food Grilled Chicken http://thetiny.info/lE



2012年12月2日日曜日

[核問題]

結局11月は一つも書かずに過ぎ去ってしまいました。

核問題に関しましては、日本の複雑な温度差と、海外にいるからこそ見える事実、それをうまく伝えられないもどかしさというものを感じる今日この頃です。

忙しすぎて、何のコメントや説明も書かずにボ~ンとウェブサイトだけメールで送ってしまうという自分の過ちをご指摘くださった友人に、深く感謝いたします。

その友人に向けて返信しながら、ふと、それをブログに書いてみようと思いました。


XXXさん、

私の言葉足らずで誤解を招いていたこと、ご指摘有難うございました。

因みに「ホットスポット」とは、線量の「高い」ところです。東京湾沿岸や、横浜、皇居、
軽井沢までホットスポットになっているそうです。ただ、現段階では、本来ならば立ち入り禁止
区域に指定されなければならないほど線量の高い地域が、東京はもちろんそれよりも南にも
広がっている状況があります。これは「被災地」と呼ぶべき範囲が、東北三県から関東一
円、そしてもう一回り外側まであるということなのです。

この事実を元に、「全てを捨てて逃げる」ことの可能な人達はもう既にやっているはずです。
でもこの人達のことを「カルト」とは呼ばないでしょう。この人達の多くは東電や政府の
関係者家族達です。

国内に残っている人達の世論をいつまでも二分して、まとまらない状態が長く続けば続くほど、対応を迫られずにすむのが政府です。40億円という巨額を博報堂につぎ込んでいる事実を考えれば、核反対派のカルト化は世論コントロールの一部と見ることもできます。(「原子力」という表現は敢えて使いません。「平和」なイメージを植えつけるための造語だからです。)

被災地でも線量の低いところはあるので、そこで体を休めることはとても大事なことです。
それを推進しているグループの中に「シェアハウス」と「移動保育」があります。二者択一
できない事情があるゆえ、福島県内でも放射線量の少ない安全な場所を探して子供達を遠足
に連れ出しているパパ達のグループが「移動保育」をしています。たぶんXXXさんが足代
を補助なさっているのはこのグループかもしれませんね。わたなべかずみさんがリードして
いるシェアハウスもここと協力し合っていて、子供達がシェアハウスに立ち寄ったり、
その親達がそこで集まることもあるそうです。彼女は九州から関東まで何度も往復して、草の
根活動を行っている物凄い行動力のある人です。疎開して返って体調が悪化し、医療システム
と社会保障システムの挟間で対応の不手際のために亡くなったお子さんのお話も伺い、現実の
複雑さというものを改めて勉強しました。

いま関東一円の小児科医が激減しています。子供達の症状に明らかに異変を感じた医師達が
遠方に疎開し始めたからです。もちろん残る皆さんに、幸せに明るく生きて欲しいと願ってい
ますし、その健康で文化的な生活を持続するためには、充実した医療環境が必須です。カルト呼ば
わりされながら騒音をばら撒き続けている人達も、静かに平穏に暮らしたい人達も、実は
この「文化的な最低限度の生活」を要求しているという点では同じですよね。

その日本国憲法の大前提を政府自らが覆している事実に国民がどう対処するか、それが今度の選挙で問われているように思います。健康だったのにどんどん虚弱になっていく子供や、病気持ちの子供を持つ親達にとって、医者の不在は生きる術をもぎ取られるのと同様です。このように静かに平和に暮らす選択権が無いグループも存在しているのです。また、そうした声は今のところ安全と思われている地域の親達に警鐘を鳴らし、安全な生活環境、安全な食物を生産できる環境をなぜ瓦礫焼却でわざわざ汚染するのか、という声が全国各地で様々な草の根グループを生んでいるのはご承知のとおりです。カルト呼ばわりされても形振り構わず子を守ろうとする親達の悲鳴が聞こえます。

妊娠中絶施設を爆弾テロで攻撃する「カルト的な」カトリック教徒のグループがありますが、だからカトリックが皆カルトであるとは考えません。奇抜な手法で反核を訴える人達、静かに平穏に暮らしたい人達に耳を貸そうとしない人達:それを使って核反対派を皆カルト化して「得をする」のは誰かを考えれば、少なくとも投票所に行って「静かな一票」でノイズを起こして頂きたいと切に願ってなりません。

私も私なりに頑張りますが、今回の教訓を是非参考にさせて頂きます。

今日のお勧めのYouTubeビデオ:Three anti-social skills to improve your writing
http://www.youtube.com/watch?v=flthk8SNiiE

今日のお勧めの記事:オーストラリアの家畜がもっと安全で人道的に
http://www.huffingtonpost.com/ocean-robbins/animal-cruelty_b_2194615.html


2012年9月12日水曜日

[核問題] 唖然


私は最近NYで反核・反原発グループに加わり、勉強会にも参加しています。

今日得た中には色々と気になる情報があります:

-ある原子力に詳しい知人が、東京から九州に引越し、更にマレーシアに疎開したこと
-東京の医者、特に小児科医が疎開し、医者不足になっていること
-今年五月にカナダ大使館が日本から引き上げてしまい、フィリッピンに移転したこと
-シンガポールや香港では、日本企業の移転を積極的に受け入れ、特別ビザを発行していること
-36%と言われていた被災地の子供達の甲状腺異常が、既に50%近くにも及んでいること
 (これはチェルノブイリの時の数倍の速さで進んでいることを示しています。)
-98%の日本製甲状腺薬は福島県で生産されていること
-輸血用の血液に被災地の人達のものが多く含まれており、輸血から内部被曝があること
-埼玉県の小学校の校庭でさえ、かなり汚染されている
-横浜にいた人が自宅敷地内の土をドイツに送って調べてもらったところ、通常の400倍の放射性物 質(ウラン248、235など)が検出されたこと
-日本の周りの海産物は食べないほうが良い。日本海は、山脈を越えて溜まった放射能が雨で川
に流され到達した浅いプールなので、日本海産のものも食べないほうがいい。

などです。また自宅の水道水、土壌、牛乳の放射能濃度を調べることを強く勧めていました。 

帰宅後調べた「みんなのカルテ」からの抜粋を以下に貼り付けますので、これも含めてここに
出てくる各症状をご参考にしてください:

http://sos311.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=4183425

丁度数日前に日本の友人からこのようなメールが届きました:

「今、NHKの「追跡 復興予算17兆円」という番組を見ていて驚愕、茫然、そして憤怒の気持ちで一杯で、その内容をお知らせ したいと思い、メールします。

 何と、復興予算として、増税して、被災地復興の為のお金を確保しておきながら、そのお金を、官僚の恣意で、全く関係無いこと(国立競技場の補修工事やシーシェパード対策、沖縄の港の補強工事等)に使っていること、がれき処分の業者の水増し請求をチェックする 為の、自治体同士の情報共有が無く、同じ程度のがれき量を処分した自治体間で、1対7というがれき費用の差が出ていること等々、驚く話が色々出てきました。

 特に、官僚が各省庁で好き勝手にお金を使い、本当に必要としている被災地の商店主や個人病院の医師達が、仕事場を再建する費用にお金が行かない、彼らが「首を吊るしかない」という程の
借金まみれになるか、地元を捨てるか、という瀬戸際にいる、という現状には、激しい憤りを感じます。

 NHKのこの番組は、以下でご覧いただけます: http://www.dailymotion.com/video/xti3df_yyyyyyyy-yyyyyy-yy-yyyyyyyy_news (消された後、最新版がこれです。ご提供くださった方に心より感謝いたします。)

毎週金曜日に集まってデモをしているオーガナイザーの中には、政府・東電側と仲良くなってしまった人もいるそうです。

本日のお勧めのYouTube: 数ある世界に誇れる日本人の中で、今回はこの方にスポットライトをあてることにしました:http://www.youtube.com/watch?v=icd-oxwVVhw 丁度1分後のところから、この方のスピーチが始まります。どんどんヒットしていただきたいビデオです。

本日のサイト:http://www.911hardfacts.com/report_07.htm#




2012年8月23日木曜日

[カフェ] Las Chicas

初めて、カフェのご紹介を致します。

もっと以前から手がけたい分野でしたが、今日どうしても皆さんに是非食べに行ってくださ~い!って言いたいカフェが頭の奥からバンバン張りセンで叩くものですから、ここにご紹介します。

筆者が最近越して来たウィーホーケン(何か楽しげな名前でしょ?)という街の隣に、ユニオンシティーという街があります。この街にラス・チカス(スペイン語で女の子達)という名前のカフェがあります。

もちろん男の子だってどんどん入ってくださいね。ご紹介するサイトは、以下のイェルプのほうが、自社サイトよりも判りやすいと思います:

http://www.yelp.com/biz/las-chicas-bakery-and-cafe-union-city

http://www.laschicasbakery.com

この界隈はとにかくスペイン語文化圏で、歩いていると中南米からカリブ海の島々まで、ありとあらゆるヒスパニック系本格的エスニック料理の食材店やレストラン・カフェを見かけます。

今日ご紹介するラス・チカスはウルグアイ系カフェです。ウェブをクリックなさるとアルゼンチン・タンゴ風な優雅なBGMが流れてきます。店内も小奇麗で華奢で、可愛い、いかにも女性ウケしやすそうな内装になってます。出来ればお二人以上で行ってくださいね。ランチのセットはとても量が多いので、二人でシェアしてもあまるかもしれません。それでもデザートは別腹になってないと、きっと後悔しますよ。

筆者の大好物はフィレミニョンデラックスのコンボです。お皿の中央にフレンチフライがど~んと盛られ、両側にサンドイッチの反切れが「ど~ですか?この具、凄いでしょ?」と言わんばかりに鎮座しています。で、その具の中身とは、もちろんフィレミニョンのスライス、ハム、ベーコン、ゆで卵スライス、炒めた玉ねぎ、とろけるチーズ、トマト、レタス、赤ピーマン、って聞いただけで凄いでしょ?
これに飲み物とフラン(スペイン語でプリン)が付いて何と10ドル以下とは、やはりハドソン川の川向こうの常識では有り得ないお話です。平均的な日本人女性なら、二人でもこの一人分を食べきるのはかなり大変です。

店内右側のウィンドーには、お食事系のペイストリーが並び、この辺から注文すると、”Caliente?"(暖めましょうか?)と優しく聞いて下さいます。モチモチした食感のパイ風生地の中に、お肉が入ってたりするんです。それで95セントって、信じてください。これお夜食なんかにも良さそうです。

ウインドーの左側、道路に面したほうは、やはり甘党が一目見たら絶対足を踏み入れたくなるような、ギルティーフリーの小ぶりのケーキやペーストリーがおいでおいでと並んでいます。カスタードクリームがクッキーケーキ風の生地の上に乗り、その上に焼きりんごのスライスが並んでいるお菓子は、お紅茶向きのお味でした。ちょっとしたお集まりのときに、沢山色々な種類のスイーツを箱に買って行かれたら、きっと喜ばれると思います。是非、お試しください。因みに英語通じますよ。

さて、それでは、今日のお勧めコーナーです。

お勧めのビデオ:サービスを向上するには
http://video.nrn.com/video/2012-Consumer-Picks-Insights-fr#c=SY4KP804WNBXQQDL&t=Ways to improve service

お勧めのサイト:ウルグアイってどんな国?


(略)Uruguay is one of the most developed countries in South America, with a high GDP per capita and the 48th-highest Human Development Index in the world. It ranks first by human development in Latin America when adjusted for inequality.

Uruguay is also noted for its low levels of corruption, being ranked by Transparency International as the second least corrupt country in Latin America after Chile. Its political and labor conditions are among the freest on the continent. It was the highest rated country in Latin America on Legatum's 2010 Prosperity Index. Reader's Digest ranked Uruguay as the ninth "most livable and greenest" country in the world, and first in all the Americas. Uruguay is ranked highest in Latin America on the Global Peace Index.

Uruguay was the first South American country to legalize same-sex and different-sex civil unions at a national level, and to allow gay adoption. Uruguay and Bolivia were the only countries in the Americas which did not go into recession (two consecutive quarters of retraction) as a result of the late-2000s financial crisis. (全文はこちら:http://en.wikipedia.org/wiki/Uruguay)