桜の花咲く直前に卒業式、花咲く頃に入学式と常に学業の区切りを「桜」と関わりながら日本で過ごした自分は、娘達の「卒業」というイベントの捕らえ方に大きな隔たりがあることを感じます。
日本列島とて、北海道や沖縄のように「桜」と関連付けようとしても絶対的に時期がずれてる地域もあるわけで、日本人的なセンチメンタリズムが、かなり中央のこじつけ的なものであることも否めません。でも「桜」のネタの歌はよく卒業シーズンにもてはやされますし、それを解ることが日本人である、という一種「踏み絵」的な日本文化のリトマス試験紙でもあります。「納豆」が好きかどうか、も似たような「踏み絵」リトマス紙ですね。関西人で納豆嫌いなんて珍しくありませんし、桜の無い次期に卒業や入学をする地域はいくらでもあります。
これがガイジンで「桜」の散り際の哀美を感じ取れる人や、「納豆」大好き!なんてのがいるともう「この人は日本通!」ってすぐに思い込んでしまうのね。私のEx は大相撲が大好きで、当時は「アサシオハ イツモ ゲンキイッパイネ!」なんて言おうものなら「凄い~!」ってよく言われてました。
アメリカの卒業式は5月・6月に集中しているので、全く桜とは無縁のパーティー三昧です。うちの下の娘の学校では、プラム(卒業記念パーティー)、卒業生ディナー、卒業式と三点セットの行事を経てやっと卒業証書を手にすることになります。
昨日は娘のプラムの日。この日のために友人がそれはそれは素晴らしいドレスを作って下さいました。それを持って、1時の美容院の予約、其の後学校に立ち寄って最後の提出物を届け、其の足でマンハッタンの友人宅でまずプラム前のパーティー一つ。そこで約2時間過ごし、もう一人の友人宅のパーティーに行くと、もうごった返しでした。18人の子供達とその親達がところ狭しとグラスとカメラを抱えながら談話とシャッターチャンスに夢中です。半ばごろ、「それじゃあ皆で屋上で撮影会をやろう!」との掛け声に、わらわらと屋上に上がると、エンパイヤステートビルをはじめ、マンハッタンが一望に見渡せる眺めをバックにまたガンガンシャッターを切る音と子供達の歓声が飛び交います。私は先の家で、シャンペンをすでに2杯飲んでおり、ここでもちょっと頂いて、もう誰のパーティーでしょうかというほど、皆で楽しみました。7時半になると、超なが~いストレッチリムジンが到着し、18人のドレスアップした若い男女がぞろぞろと乗り込みます。いつもの黄色いスクールバスとは随分様子が違います。本番のプラムにくりだしました。その後、ポストプラムパーティーというのもあり、朝3時半にマンハッタンの友人宅に戻り、お泊りさせてもらい、今日の夕方迎えに行きました。
善悪の判断は別として、卒業模様色々、ということでご紹介致しました。
私は帰宅途中のタイヤパンク事件で時間をかなり無駄にしたため、今夜はこの辺で休ませて頂きます。それでは、また次回をお楽しみに。
0 件のコメント:
コメントを投稿