2012年12月2日日曜日

[核問題]

結局11月は一つも書かずに過ぎ去ってしまいました。

核問題に関しましては、日本の複雑な温度差と、海外にいるからこそ見える事実、それをうまく伝えられないもどかしさというものを感じる今日この頃です。

忙しすぎて、何のコメントや説明も書かずにボ~ンとウェブサイトだけメールで送ってしまうという自分の過ちをご指摘くださった友人に、深く感謝いたします。

その友人に向けて返信しながら、ふと、それをブログに書いてみようと思いました。


XXXさん、

私の言葉足らずで誤解を招いていたこと、ご指摘有難うございました。

因みに「ホットスポット」とは、線量の「高い」ところです。東京湾沿岸や、横浜、皇居、
軽井沢までホットスポットになっているそうです。ただ、現段階では、本来ならば立ち入り禁止
区域に指定されなければならないほど線量の高い地域が、東京はもちろんそれよりも南にも
広がっている状況があります。これは「被災地」と呼ぶべき範囲が、東北三県から関東一
円、そしてもう一回り外側まであるということなのです。

この事実を元に、「全てを捨てて逃げる」ことの可能な人達はもう既にやっているはずです。
でもこの人達のことを「カルト」とは呼ばないでしょう。この人達の多くは東電や政府の
関係者家族達です。

国内に残っている人達の世論をいつまでも二分して、まとまらない状態が長く続けば続くほど、対応を迫られずにすむのが政府です。40億円という巨額を博報堂につぎ込んでいる事実を考えれば、核反対派のカルト化は世論コントロールの一部と見ることもできます。(「原子力」という表現は敢えて使いません。「平和」なイメージを植えつけるための造語だからです。)

被災地でも線量の低いところはあるので、そこで体を休めることはとても大事なことです。
それを推進しているグループの中に「シェアハウス」と「移動保育」があります。二者択一
できない事情があるゆえ、福島県内でも放射線量の少ない安全な場所を探して子供達を遠足
に連れ出しているパパ達のグループが「移動保育」をしています。たぶんXXXさんが足代
を補助なさっているのはこのグループかもしれませんね。わたなべかずみさんがリードして
いるシェアハウスもここと協力し合っていて、子供達がシェアハウスに立ち寄ったり、
その親達がそこで集まることもあるそうです。彼女は九州から関東まで何度も往復して、草の
根活動を行っている物凄い行動力のある人です。疎開して返って体調が悪化し、医療システム
と社会保障システムの挟間で対応の不手際のために亡くなったお子さんのお話も伺い、現実の
複雑さというものを改めて勉強しました。

いま関東一円の小児科医が激減しています。子供達の症状に明らかに異変を感じた医師達が
遠方に疎開し始めたからです。もちろん残る皆さんに、幸せに明るく生きて欲しいと願ってい
ますし、その健康で文化的な生活を持続するためには、充実した医療環境が必須です。カルト呼ば
わりされながら騒音をばら撒き続けている人達も、静かに平穏に暮らしたい人達も、実は
この「文化的な最低限度の生活」を要求しているという点では同じですよね。

その日本国憲法の大前提を政府自らが覆している事実に国民がどう対処するか、それが今度の選挙で問われているように思います。健康だったのにどんどん虚弱になっていく子供や、病気持ちの子供を持つ親達にとって、医者の不在は生きる術をもぎ取られるのと同様です。このように静かに平和に暮らす選択権が無いグループも存在しているのです。また、そうした声は今のところ安全と思われている地域の親達に警鐘を鳴らし、安全な生活環境、安全な食物を生産できる環境をなぜ瓦礫焼却でわざわざ汚染するのか、という声が全国各地で様々な草の根グループを生んでいるのはご承知のとおりです。カルト呼ばわりされても形振り構わず子を守ろうとする親達の悲鳴が聞こえます。

妊娠中絶施設を爆弾テロで攻撃する「カルト的な」カトリック教徒のグループがありますが、だからカトリックが皆カルトであるとは考えません。奇抜な手法で反核を訴える人達、静かに平穏に暮らしたい人達に耳を貸そうとしない人達:それを使って核反対派を皆カルト化して「得をする」のは誰かを考えれば、少なくとも投票所に行って「静かな一票」でノイズを起こして頂きたいと切に願ってなりません。

私も私なりに頑張りますが、今回の教訓を是非参考にさせて頂きます。

今日のお勧めのYouTubeビデオ:Three anti-social skills to improve your writing
http://www.youtube.com/watch?v=flthk8SNiiE

今日のお勧めの記事:オーストラリアの家畜がもっと安全で人道的に
http://www.huffingtonpost.com/ocean-robbins/animal-cruelty_b_2194615.html


2012年9月12日水曜日

[核問題] 唖然


私は最近NYで反核・反原発グループに加わり、勉強会にも参加しています。

今日得た中には色々と気になる情報があります:

-ある原子力に詳しい知人が、東京から九州に引越し、更にマレーシアに疎開したこと
-東京の医者、特に小児科医が疎開し、医者不足になっていること
-今年五月にカナダ大使館が日本から引き上げてしまい、フィリッピンに移転したこと
-シンガポールや香港では、日本企業の移転を積極的に受け入れ、特別ビザを発行していること
-36%と言われていた被災地の子供達の甲状腺異常が、既に50%近くにも及んでいること
 (これはチェルノブイリの時の数倍の速さで進んでいることを示しています。)
-98%の日本製甲状腺薬は福島県で生産されていること
-輸血用の血液に被災地の人達のものが多く含まれており、輸血から内部被曝があること
-埼玉県の小学校の校庭でさえ、かなり汚染されている
-横浜にいた人が自宅敷地内の土をドイツに送って調べてもらったところ、通常の400倍の放射性物 質(ウラン248、235など)が検出されたこと
-日本の周りの海産物は食べないほうが良い。日本海は、山脈を越えて溜まった放射能が雨で川
に流され到達した浅いプールなので、日本海産のものも食べないほうがいい。

などです。また自宅の水道水、土壌、牛乳の放射能濃度を調べることを強く勧めていました。 

帰宅後調べた「みんなのカルテ」からの抜粋を以下に貼り付けますので、これも含めてここに
出てくる各症状をご参考にしてください:

http://sos311.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=4183425

丁度数日前に日本の友人からこのようなメールが届きました:

「今、NHKの「追跡 復興予算17兆円」という番組を見ていて驚愕、茫然、そして憤怒の気持ちで一杯で、その内容をお知らせ したいと思い、メールします。

 何と、復興予算として、増税して、被災地復興の為のお金を確保しておきながら、そのお金を、官僚の恣意で、全く関係無いこと(国立競技場の補修工事やシーシェパード対策、沖縄の港の補強工事等)に使っていること、がれき処分の業者の水増し請求をチェックする 為の、自治体同士の情報共有が無く、同じ程度のがれき量を処分した自治体間で、1対7というがれき費用の差が出ていること等々、驚く話が色々出てきました。

 特に、官僚が各省庁で好き勝手にお金を使い、本当に必要としている被災地の商店主や個人病院の医師達が、仕事場を再建する費用にお金が行かない、彼らが「首を吊るしかない」という程の
借金まみれになるか、地元を捨てるか、という瀬戸際にいる、という現状には、激しい憤りを感じます。

 NHKのこの番組は、以下でご覧いただけます: http://www.dailymotion.com/video/xti3df_yyyyyyyy-yyyyyy-yy-yyyyyyyy_news (消された後、最新版がこれです。ご提供くださった方に心より感謝いたします。)

毎週金曜日に集まってデモをしているオーガナイザーの中には、政府・東電側と仲良くなってしまった人もいるそうです。

本日のお勧めのYouTube: 数ある世界に誇れる日本人の中で、今回はこの方にスポットライトをあてることにしました:http://www.youtube.com/watch?v=icd-oxwVVhw 丁度1分後のところから、この方のスピーチが始まります。どんどんヒットしていただきたいビデオです。

本日のサイト:http://www.911hardfacts.com/report_07.htm#




2012年8月23日木曜日

[カフェ] Las Chicas

初めて、カフェのご紹介を致します。

もっと以前から手がけたい分野でしたが、今日どうしても皆さんに是非食べに行ってくださ~い!って言いたいカフェが頭の奥からバンバン張りセンで叩くものですから、ここにご紹介します。

筆者が最近越して来たウィーホーケン(何か楽しげな名前でしょ?)という街の隣に、ユニオンシティーという街があります。この街にラス・チカス(スペイン語で女の子達)という名前のカフェがあります。

もちろん男の子だってどんどん入ってくださいね。ご紹介するサイトは、以下のイェルプのほうが、自社サイトよりも判りやすいと思います:

http://www.yelp.com/biz/las-chicas-bakery-and-cafe-union-city

http://www.laschicasbakery.com

この界隈はとにかくスペイン語文化圏で、歩いていると中南米からカリブ海の島々まで、ありとあらゆるヒスパニック系本格的エスニック料理の食材店やレストラン・カフェを見かけます。

今日ご紹介するラス・チカスはウルグアイ系カフェです。ウェブをクリックなさるとアルゼンチン・タンゴ風な優雅なBGMが流れてきます。店内も小奇麗で華奢で、可愛い、いかにも女性ウケしやすそうな内装になってます。出来ればお二人以上で行ってくださいね。ランチのセットはとても量が多いので、二人でシェアしてもあまるかもしれません。それでもデザートは別腹になってないと、きっと後悔しますよ。

筆者の大好物はフィレミニョンデラックスのコンボです。お皿の中央にフレンチフライがど~んと盛られ、両側にサンドイッチの反切れが「ど~ですか?この具、凄いでしょ?」と言わんばかりに鎮座しています。で、その具の中身とは、もちろんフィレミニョンのスライス、ハム、ベーコン、ゆで卵スライス、炒めた玉ねぎ、とろけるチーズ、トマト、レタス、赤ピーマン、って聞いただけで凄いでしょ?
これに飲み物とフラン(スペイン語でプリン)が付いて何と10ドル以下とは、やはりハドソン川の川向こうの常識では有り得ないお話です。平均的な日本人女性なら、二人でもこの一人分を食べきるのはかなり大変です。

店内右側のウィンドーには、お食事系のペイストリーが並び、この辺から注文すると、”Caliente?"(暖めましょうか?)と優しく聞いて下さいます。モチモチした食感のパイ風生地の中に、お肉が入ってたりするんです。それで95セントって、信じてください。これお夜食なんかにも良さそうです。

ウインドーの左側、道路に面したほうは、やはり甘党が一目見たら絶対足を踏み入れたくなるような、ギルティーフリーの小ぶりのケーキやペーストリーがおいでおいでと並んでいます。カスタードクリームがクッキーケーキ風の生地の上に乗り、その上に焼きりんごのスライスが並んでいるお菓子は、お紅茶向きのお味でした。ちょっとしたお集まりのときに、沢山色々な種類のスイーツを箱に買って行かれたら、きっと喜ばれると思います。是非、お試しください。因みに英語通じますよ。

さて、それでは、今日のお勧めコーナーです。

お勧めのビデオ:サービスを向上するには
http://video.nrn.com/video/2012-Consumer-Picks-Insights-fr#c=SY4KP804WNBXQQDL&t=Ways to improve service

お勧めのサイト:ウルグアイってどんな国?


(略)Uruguay is one of the most developed countries in South America, with a high GDP per capita and the 48th-highest Human Development Index in the world. It ranks first by human development in Latin America when adjusted for inequality.

Uruguay is also noted for its low levels of corruption, being ranked by Transparency International as the second least corrupt country in Latin America after Chile. Its political and labor conditions are among the freest on the continent. It was the highest rated country in Latin America on Legatum's 2010 Prosperity Index. Reader's Digest ranked Uruguay as the ninth "most livable and greenest" country in the world, and first in all the Americas. Uruguay is ranked highest in Latin America on the Global Peace Index.

Uruguay was the first South American country to legalize same-sex and different-sex civil unions at a national level, and to allow gay adoption. Uruguay and Bolivia were the only countries in the Americas which did not go into recession (two consecutive quarters of retraction) as a result of the late-2000s financial crisis. (全文はこちら:http://en.wikipedia.org/wiki/Uruguay)


2012年8月8日水曜日

[英語] 状況で見分ける単語の意味


同じ単語でも状況によって意味の違うものがあります。日本語にも頻繁に出てきますが、ありがたいことに日本語では漢字やちょっとしたイントネーションの違いで区別はつきます。たとえば「はし」と言えば、橋、端、箸が浮かびますが、「はし」を渡って向こう岸に着いた、と言えば「橋」ですよね。

英語にも同音異義語 "homonym” と呼ばれる単語が沢山あります。漢字には頼れませんが、スペルが違い、また文脈で判断も出来ます。"He writes a book on human rights."なんて今思いついて書いてみました。

ところが同じスペルで同じイントネーションで意味が状況によって違う単語というのもあるので、これが結構厄介というか、ちょっと英語オタクになって突っ込んで頂きたいグループの単語です。

よく例に出すのが"bear”という単語です。

1.We saw a huge polar bear at Central Park Zoo. セントラルパークで大きな北極熊を見ました。
2. Bear right at the next traffic light. 次の信号で右に曲がってね。
3.  I cannot bear her complaints.  彼女の文句にはもううんざりだ。

とまあこんな感じです。今日はcommuteという単語もこの類であることをご紹介します。

学生やお勤めの経験のある方方なら皆さん「通勤・通学する」という意味が最初に浮かぶと思います。

今日Alternet.orgを読んでいて”Why Are Children Going to Prison for Life?" という記事が目に留まりました。ちょっと抜粋してみますのでご覧下さい:


When Dennis Epps learned in June that the Supreme Court had struck down mandatory life without parole sentences for kids convicted of murder, he was hopeful. His brother, David, was given such a sentence for home burglary-murder committed at 16 and has spent most of his 48 years behind bars.

“I was thinking he was going to get some kind of release, because he served 32 years on a life sentence,” Epps told ProPublica.

But Epps’s brother is unlikely going anywhere soon. A few weeks after the ruling, Iowa Gov. Terry Branstad announced he would commute the life without parole sentences of 38 juvenile offenders, and make them eligible for parole after 60 years. David Epps would be in his mid-seventies when he could first be released. (全文はこちら:http://www.alternet.org/print/investigations/why-are-children-going-prison-life)

六月に最高裁が殺人罪で起訴された少年・少女が執行猶予無しの終身刑を受けることを無効にしたことを知り、デニス・エップスは希望を抱いた。彼の兄弟のデイビッドは16歳の時に家宅侵入と殺人でそのような判決(執行猶予無しの終身刑)を受け、彼の48年間の人生の殆どを刑務所で暮らしている。

「何かしらの前向きな処置が出されると思ってたよ。だって終身刑クラってもう32年も務所暮らしやってんだぜ。」とエップスはプロプブリカ誌に語った。

しかしエップスの兄弟が近々釈放される可能性は殆ど無い。(最高裁)の判決が出て2,3週間後アイオワ州知事のテリー・ブランスタッドは、執行猶予無しで終身刑を受けている38名の少年犯罪者達に対し、60年(の務所暮らしの)後に執行猶予を与える形で減刑すると発表した。デイビッド・エップスは70代半ばでやっと初めて外に出られることになる。(拙訳:レイチェル・クラーク)

さてここでcommuteを「通勤する」とか「通学する」と取ると意味が全く通じません。何と「減刑する」という意味もあるのですね。ちなみに名詞はcommutingで「通勤・通学」、commutationで「減刑」となります。

それにしても、少年犯罪に執行猶予無しの終身刑とは如何なるものでしょうか?

罪は確かに罪ですが、それを犯すに至るまでの過程における回りの大人たちの責任を全く問わずに子供達が生涯を刑務所で暮らすことが正当なのでしょうか?

貧困、家庭崩壊、保護者の欠如、それによって転校を余儀なくされたり、友人と離れ離れになったりと、ただでさえ傷つきやすい成長過程にある子供達には外からのそんな荒波を泳ぎきるのは大変なことです。「罰する」ことよりも「優しく包む」大人の手を差し伸べることをしないのは何故でしょうか?

やっと最高裁がこのような卑劣な少年犯罪の扱いに終止符を打っても、各州が夫々好きなように判決を理解し、網の目をくぐって施行します。アイオワ判決は最高裁判決を骨抜きにしてしまいました。他州も最高裁の判決を、過去にさかのぼって既に刑に服している囚人に当てはめるかどうかで対応にばらつきがあります。

これだけ貧しい子供達を苦しめておきながら、ホワイトカラーの金融スキャンダルで国民を苦しめた大人たちの殆どは、多額の退職金やボーナスをもらって一度も手錠をかけられたことが無いという現実のギャップ:アメリカって本当に自由の国なのでしょうか?法律も金融も、1%の為、決して「正義」のためでは無いように見えて仕方ありません。


今日のお勧めのYouTube ビデオ:あるアメリカ人の目から見た日本の健康保険について
http://www.youtube.com/watch?v=nMjisXHvUwE&feature=relmfu


2012年8月7日火曜日

[核問題] 核問題とお買い物

http://www.psr.org というウェブをご覧になったことがありますか? 

PSRは何の略かと申しますと、Physicians for Social Responsibility (社会的責任を果たすための医師団)のことです。この団体は、文字通りお医者さんたちで構成するNGOです。まだご存じない方方には、是非上記のウェブをごらん頂きたいです。

ノーベル平和賞も受賞した素晴らしい団体で、全世界の人達の安全、健康、平和のために努力している団体です。特に私達日本人が直面している「核問題」に真正面から取り組んで下さっています。日本の政府や「白い巨頭」がどうあろうとも、放射能の危険性と核廃絶の必要性を訴えています。

最近反核運動のイベントに顔を出すたびに、この団体の代表のみなさんが素晴らしい専門知識とデータで、いかに放射能が環境や健康に害を起こすかを一生懸命訴えて下さっている姿を眼にします。わたしも反対するにあたりこの団体の知識と経験をもっと広く知ってもらう必要があると感じます:「害」を「エネルギー」と信じてひたすら経済活動の重要性のみを語る人達を説得するには、なぜ、どうして、と理屈でしっかり分かってもらわなければいけません。私は原子物理学とも医学と
も疎遠の凡人です。凡人も束になれば大きな力ですが、その束もただ大声を張り上げるだけでは芸がありません。束になって寄付しても、それが結局パチンコに使われて、挙句の果てに北朝鮮に行ってしまうようでは無益です。

どうせ寄付するなら、こんな団体に寄付したかったと思い、今夜は上記のウェブをサーフィングしてみました。そこで新たな発見!みなさん、アマゾンで買い物なさいますよね?わたしも、アマゾンドットコムは自然に指が動くほどおなじみです。次回からは、アマゾンドットコムにいきなり行かずに、http://www.psr.org のサイト内のアマゾン広告からアマゾンに行くことにしました。なぜなら、そうやってお買い物をすると、その一部がPSRに自動的に寄付されるからです。これから年末にかけて色々プレゼントを物色することも増えると思います。是非PSRからアマゾンへの道順を覚えておいてください。


2012年7月28日土曜日

[核問題] から男と女の間にある性



今年に入って特に半核運動との関わりが強くなりました。私にとってはとても自然な成り行きでこうなりました。

そんな活動を通して、政治的、モラル的に同じ価値観の人と出会うことがとても大事であると、最近とても強く感じます。こと原発に関しては、これだけ福島の燃料プールが大変な状態であるのに、平然として何も取り上げないかのごとく日本のメディアも一般の人達も物音立てないようにしている今、どうこの問題を大きくクローズアップできるか、思いあぐねています。反核運動の会にいくと思いを同じくする人達と交流でき、自分の不安や疑問を解決する糸口がつかめ、毎回何か前進できたと、実感します。

また一方で、普段の生活の中では違うと直感する人達の多い中、そのような「違い」の中にも、共有できるゴールが必ずあると信じています。その共有できるゴール(Common ground)をどう発見して紹介し、お互いのゴールとして一緒に達成にむけて努力できるかが、いま一番大きな問題です。
安全で平和な将来のために何か自分はやった、という実感を持って生と死の挟間の瞬間を感じることが出来たら、私の一生は悔いの無いものだと言えると信じています。

私は神も仏も天国も、悪魔も魔性も地獄も信じません。白黒はっきり区別できる世界の単純さと、間のグレーの色合いのバリエーションを無視し続けてきた歴史のつけを、今私達は払わされている、と思えてなりません。いざここで、なぜこんな暗いグレーや明るいグレーが間にあるのかを、もっとよく検証することを迫られている時代にいると信じています。

例えば、男と女の間にも、グレーの部分が沢山あります。「LGBTコミュニティー」という表現をアメリカのメディアでは良く聞く機会があります。もっと正確には「LGBTTIQQコミュニティー」という多くのグレーのグラデーションが存在します。それをずっと無視し続けてきたつけが、最近問題視されているゲイの結婚、スポーツチームコーチやカトリック僧の性犯罪、ゲイティーンの自殺、などとして現れています。

この続きはまたの機会に書きたいと思います。まだ箱に埋もれていますので、嵐が来る前にもっと倉庫との間を往復して引越し荷物を持ってこなければなりません。

*今日のお勧めのビデオ:ここに登場するメル=ワイモア氏は、私の下の娘のPTAで活発にリーダーシップを発揮して下さった素晴らしい方です。彼はNY市の市議会議員に立候補し新風を巻き起こそうとしています。どんなことを彼が成し遂げようとしているのか、どうぞご覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=D8g7cXkdYB0

*今日のお勧めの記事:ロムニー婦人のマリーアントワネットぶりを、アルターネット誌が紹介しています。タイトルは、5 Most Ridiculously Offensive Quotes From Ann Romney. Keep talking, Ann. The little people are all ears. と長いのですが、これを語るロムニー婦人に攻撃的な意図が全く無いことに、無頓着さの極みを読み取ってください。

July 26, 2012 


By now, Lady Romney’s serene indifference to the world of – oh, just about anybody who doesn’t do horse ballet-- has reached legendary status. On her privileged planet, income inequality is a noble thing and you get through college on your man's stock portfolio. For a tour of her best foot-in-mouth musings, we’ve assembled a list of items filed under, “Wow. She really said that!”

全文は以下をコピペして下さい:

http://www.alternet.org/election-2012/5-most-ridiculously-offensive-quotes-ann-romney

2012年7月25日水曜日

[環境] 引越し

随分長らくブログをさぼりました。

今もできれば直ぐ寝たいのが本音です。

2週間に2回も引っ越すというバカな事態になってしまったことが、いかに向こう見ずな決断であったか、また、そのアホな決断に、「アホ!」と怒鳴らずにあの炎天下の中を笑顔で黙々と手伝って下さったお友達と、行き場の無かった2週間泊めてくださったお友達に、心から感謝いたします。

今日は上の子の誕生日。あの子の生まれた頃も、やたら暑い7月でした。朦朧とするような暑さの中、予定日を大幅に過ぎてまだ出てこない子が大きくなり過ぎないように、裏庭の雑草をガンガン刈って、庭の手入れと体力消耗を一度にやったつもりでした。結果、見たくも無い向こう側の家の乱雑な庭が丸見えになってしまい、こちらからの景観を著しく損ねてしまいました。

こうして今、マンハッタンの夜景をバックにブログを書くことが出来るのも、子育て、勉強、お仕事、恋愛、アホな引越しをした結果です。ヨチヨチの子が随分大きくなったと感じると同時に、時間があっという間に過ぎてしまったことに驚きを感じます。体力の限界が、もう寝ろ寝ろとせまっているので、また続きは後日にさせて頂きます。

Rachel

2012年6月13日水曜日

[英語][グローバル] アフリカ訛りの英語

随分ご無沙汰いたしました。

卒業式も雨にたたられること無く、無事終了。日本からわざわざ娘の卒業式に来てくれた兄を昨日JFKに送って、今日から本格的に元の生活に戻りました。

卒業式は一日でしたが、まあ~そのための様々なイベントやパーティーの多かったこと!因みに娘は中学まで地元の公立に通い、高校からブロンクスの私立に行きましたが、地元の友達からもお声がかかり、先週末は2度目のプラムに行き、かつてのクラスメートたちに混じって楽しそうでした。きらきら青春!おめでとう!これで置き去りにしてきた私自身の青春にもさっぱりとさよならできたように思います。

そして今日から新たな青春が始まります。人生死ぬまで青春で宜しいのではないでしょうか?一抹の不安と期待の入り混じった不思議な心境に浸るとき、今年出会ったこの人のビデオを見ると、とても勇気と力が湧いてきます。彼女の名は、レイマー=グボウェー。リベリア出身のノーベル平和賞受賞者です。国連前のビルで身分証明書を作る為に行列に並んでいたら、前日のスピーチで見覚えのある大柄の女性が私のずっと前に並んでいらして、思わず握手を求めてしまいました。スピーチの中で、”Please don't ask me to take a picture!”とおっしゃってらしたので、コダックモーメントは諦めましたが、ぎゅっと手を握らせて頂き、エネルギーを充電させてもらったつもりでおります。もちろん、今日のお勧めビデオコーナーでご紹介しますので、アフリカ訛りの英語をじっくりお聞き下さい。とてもパワフルなメッセージが伝わってきます。

話をアフリカに脱線させます:

リベリアの独裁者チャールズ=テイラーが自国民や隣国のシエラ=レオーンで行った悪行の数々に対する判決がやっと今年の春に下りました。1980年代から1990年代の約10年の長きにわたる内乱は、西アフリカをめっちゃめちゃにかき回し、両腕をなたで切り落とされた無残な被害者の写真や、まだ遊びたい盛りの子供達を無理やり麻薬漬けにして兵隊にしたり、女性達に対するレイプを戦争の武器として行われたことなどが沢山報道されました。私の友人の一人はシエラ=レオーン出身で、丁度この内乱をきっかけに自国を離れ、アメリカで働きながらお国の出身者グループを作り、毎月病院や学校設立のためのお金を送金していました。(丁度今、福島に向けて日本人コミュニティーが活発に活動しているのと同じです。)今年の春の判決のニュースをいったいどんな気持ちで聞いていたことでしょう。

両腕をなたで切り落とすとは、何と残酷なことでしょうか!この残虐行為の始まりは、チャールズ=テイラーのリベリアではありませんでした。かつてのベルギー国王レオポルド2世の私領地であったコンゴ自由国(現在のコンゴ民主主義共和国)では当たり前のように切り落とされていました。Google Imageで、「コンゴ、ベルギー、腕切断」で検索してみて下さい。腕や鼻を切り落とされた犠牲者の写真がわらわら出てきます。また、このサイトで歴史的詳細を掴むことができます:http://www.kaho.biz/congo/a.html

少数派の欧州宗主国列強はアフリカの現地部族間同士を争わせる形で植民地支配を行いました。それ以前は仲の良かった同士が敵対意識を持つように仕向けて、宗主国支配をし易くするためでした。

アフリカからアジア・アメリカに脱線します:

IMOこのやり方は、かつてのハワイやカリフォルニアのプランテーションで、日本、韓国、中国、フィリピン、インドなどのアジア系労働者の労働環境や賃金にわざと格差をつけてライバル意識を持たせ、団結しないように仕向けながら経営していたのと同じです。これを現在に持ち込むと、いつまでも日本と韓国、中国が仲良くならないように仕向けているのは、どうもこのアメリカではないかという図式が私の頭にちらついてなりません。

IMOどんどんアメリカ各地の公園に従軍慰安婦の慰霊碑を建てて、日本人の神経を逆撫でしているのは、本当に韓国の人達の本意なのでしょうか?それとも何か外部の力に煽られてはいないでしょうか?戦後65年以上も経ち、戦後派の多い韓国で、慰安婦問題を自分の問題として捕らえている人がどれだけいるのか疑問です。ある韓国人は、慰安婦のネタは政治の切り札として利用されていて、一般韓国人も政治家も本当に元慰安婦に気遣っている人はいないでしょう、とおっしゃってました。その人が大多数を代弁しているかどうかは定かではありませんが。

IMO日本のテレビ番組で、どれだけ外国が日本を好きか嫌いかなどのアンケート調査をネタにしたものを見かけますが、あのような企画に一喜一憂する国民は、世界広しとも日本ぐらいのものでしょう。それを十分承知のうえで、韓国・中国の日本嫌いを公のテレビで取り上げることは、決してアジアの政治的空気を浄化することに役立ちませんし、そのような企画をすること事態、プロデューサーの国際感覚を疑いたくなります。そうするように外部から指示があったことが予想されます。せっかくワールドカップサッカーや料理、芸能界で韓国ブームが起きて民間レベルでの国際交流が順調だったのに、慰安婦問題で茶々を入れられた形です。

IMOアメリカで30年近く暮らして、中国も韓国も含めて様々な国々の人達と知り合う機会に恵まれましたが、たとえどんな政府間の摩擦があろうとも、民間レベルではみな誰かの「友達」「家族」「親戚」「ご近所さん」「同僚」などという関係で、決して「敵」ではない、ということを確信しています。これを読んで下さった皆さんも、ご同調してくださることを信じております。月に往復できるほどの札束の山を積んで兵器開発をするくらいなら、なぜもっとそれを平和目的のために使わないのでしょうか? 

今日のお勧めのYouTubeビデオ:
レイマー=グボウェーさんの元気の出るビデオです。
http://www.ted.com/talks/leymah_gbowee_unlock_the_intelligence_passion_greatness_of_girls.html

今日のお勧めのサイト:

Mongolia Booms
1 OF 8View slideshow
Old Ways Disappearing In The New Mongolia
With desertification, drought and a booming mining industry, Mongolians are leaving the traditional life of herding. Herdsman Bat-Erdene Badam says he will be the last in his family to tend livestock. His children are trading in their nomadic lives for more stable, often urban jobs.

(全文はこちら:http://www.npr.org/series/152995168/mongolia-booms 音声付)

2012年5月31日木曜日

[教育] プラムと卒業式

桜の花咲く直前に卒業式、花咲く頃に入学式と常に学業の区切りを「桜」と関わりながら日本で過ごした自分は、娘達の「卒業」というイベントの捕らえ方に大きな隔たりがあることを感じます。

日本列島とて、北海道や沖縄のように「桜」と関連付けようとしても絶対的に時期がずれてる地域もあるわけで、日本人的なセンチメンタリズムが、かなり中央のこじつけ的なものであることも否めません。でも「桜」のネタの歌はよく卒業シーズンにもてはやされますし、それを解ることが日本人である、という一種「踏み絵」的な日本文化のリトマス試験紙でもあります。「納豆」が好きかどうか、も似たような「踏み絵」リトマス紙ですね。関西人で納豆嫌いなんて珍しくありませんし、桜の無い次期に卒業や入学をする地域はいくらでもあります。

これがガイジンで「桜」の散り際の哀美を感じ取れる人や、「納豆」大好き!なんてのがいるともう「この人は日本通!」ってすぐに思い込んでしまうのね。私のEx は大相撲が大好きで、当時は「アサシオハ イツモ ゲンキイッパイネ!」なんて言おうものなら「凄い~!」ってよく言われてました。

アメリカの卒業式は5月・6月に集中しているので、全く桜とは無縁のパーティー三昧です。うちの下の娘の学校では、プラム(卒業記念パーティー)、卒業生ディナー、卒業式と三点セットの行事を経てやっと卒業証書を手にすることになります。

昨日は娘のプラムの日。この日のために友人がそれはそれは素晴らしいドレスを作って下さいました。それを持って、1時の美容院の予約、其の後学校に立ち寄って最後の提出物を届け、其の足でマンハッタンの友人宅でまずプラム前のパーティー一つ。そこで約2時間過ごし、もう一人の友人宅のパーティーに行くと、もうごった返しでした。18人の子供達とその親達がところ狭しとグラスとカメラを抱えながら談話とシャッターチャンスに夢中です。半ばごろ、「それじゃあ皆で屋上で撮影会をやろう!」との掛け声に、わらわらと屋上に上がると、エンパイヤステートビルをはじめ、マンハッタンが一望に見渡せる眺めをバックにまたガンガンシャッターを切る音と子供達の歓声が飛び交います。私は先の家で、シャンペンをすでに2杯飲んでおり、ここでもちょっと頂いて、もう誰のパーティーでしょうかというほど、皆で楽しみました。7時半になると、超なが~いストレッチリムジンが到着し、18人のドレスアップした若い男女がぞろぞろと乗り込みます。いつもの黄色いスクールバスとは随分様子が違います。本番のプラムにくりだしました。その後、ポストプラムパーティーというのもあり、朝3時半にマンハッタンの友人宅に戻り、お泊りさせてもらい、今日の夕方迎えに行きました。

善悪の判断は別として、卒業模様色々、ということでご紹介致しました。

私は帰宅途中のタイヤパンク事件で時間をかなり無駄にしたため、今夜はこの辺で休ませて頂きます。それでは、また次回をお楽しみに。

2012年5月25日金曜日

[グローバル、環境、核問題] 瓦礫焼却 その2

昨日書いたブログの内容に色をつけて、アメリカ人の活動家仲間にメールで送ったら、最近マンハッタンプロジェクトという新しい集まりが出来て、そのサイトの論説に使わせて欲しいと頼まれたので、OKしたところ、こんな風になってできました:

http://new-manhattan-project.blogspot.com/p/media.html

毎月集まってお話し合いをするそうです。一緒にやろうと誘われたので、二つ返事で飛び込むことにしました。ご興味のある方、どうぞご一緒に如何ですか?

それでは、今日のお勧めコーナーです。
*お勧めのYouTube: Egyptians cast ballots in presidential poll
http://www.youtube.com/watch?v=K-sB6Mig1as&feature=relmfu

お勧めのサイトは上記のManhattan Project をお読み下さい。(って完璧自己宣伝、アハ!)

2012年5月24日木曜日

[グローバル、環境、核問題] 瓦礫焼却


http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/414.html

http://fotgazet.com/news/000206.html

北九州市で試験焼却という名の下に、80トンの瓦礫を二日にわたって焼却しました。
静岡では10トンでした。

瓦礫を運搬しただけで、通り道の線量が跳ね上がってるそうです。
瓦礫は燃やすことによって、放射能濃度が20倍にもなります。

瓦礫は被災地で全部処理できます。誰かが3年というタイムリミットを勝手に作ったために、20%処理しきれない分を、1兆円の予算を投じて多都道府県に処理を呼びかけました。東京都では多くの処理場のうち、一日100トンという条件を満たすのは、東電の子会社の処理場ただ一軒。東電の子会社(東京臨海リサイクルパワー)は140億円という巨額をまた国民の血税から儲けようとしています。東京都には仲介料として一億円が転がり込みます。(Fotgazet通信・瓦礫に群がる震災ビジネス〜広域処理の裏側: http://www.youtube.com/watch?v=KXkk9xJ_FcM)

また、放射能以外の有害物質、化学物質、発がん性物質が「焼却」される事によって排出されるという事実も無視できません。このような大気汚染が蔓延し、雨で土壌に染み込んでしまったら、せっかく除染した土地も、安全な食物を育てる土地も汚染されてしまい、被災地のみならず全国的に汚染が満遍なく広がってしまいます。しかも政府・環境省は博報堂に23年度予算から9億円も投入して除染とがれきの広域処理の広報を委託しています。これが24年度予算では15億円になるそうです。(がれき広域処理の本質的問題:http://www.youtube.com/watch?v=ncCbPfMNsx8&feature=relmfu)IMOこれはもう自虐行為としか言いようがありません。

去年の3月に私が日本の家族向けにいろいろと警告したことが、ことごとく現実になりました。それでもアメリカに移住したいという声が出ないのは、諦めなのか、しがらみなのか、はたまた私が信用されていないのか。

エネルギー業界の経済力は途方も無い力です。国の政府、世界の政治家達を操ることをいとも簡単にやってのけます。

IMOとにかく声を上げて瓦礫処理を被災地の外でやることに反対しましょう。1兆円もあれば被災地の子供達を疎開させることができます。過疎化の進む地方の農山漁村に被災地の第一次産業従事者を斡旋して地方の発展を図ることができます。被災地の復興は、数百年は無理であることを、誰かが言わなければなりません。「復興」という言葉が氾濫すればするほど、「責任」とか「保障」という言葉がかき消されてしまいます。東電と政府の思う壷です。


話は変わりますが、今日のこちらのニュースでは、中国の世論について話されていました。
経済発展で国民の貧富の差が激しくなり、20年前のほうが良かったと思う中国国民が急増しているそうです。現段階を脱するにはどうしたらよいか、という質問に、戦争でも起こして人口を減らさねば、と考えている人が増えているそうです。

アメリカの韓国勢は、従軍慰安婦の慰霊碑を立てようという運動を起こし、それに対して反対署名運動が日本勢から起こっています。

自然環境と政治環境の両方が悪化し、日本の内情も外圧もかなり危なくなっています。原発が天災からまた事故を起こすか、外から戦争を仕掛けられるか、どちらに転んでも大変な状況であることには変わりありません。


それでは今日の英語コーナーです:

*お勧めのYouTube ビデオ
The Bee Gees: In Our Own Time - Preview: http://www.biography.com/people/groups/the-bee-gees/videos/the-bee-gees-in-our-own-time-full-episode-2223332044

*お勧めのサイト:NPR.ORG より、エジプトで初の大統領選挙

May 23, 2012
Egyptian voters go to the polls over the next two days to vote for president. There are 12 candidates but polls suggest the race is down to four men: two Islamists and two former officials in the regime of ousted President Hosni Mubarak. If no one wins at least 50 percent of the vote in the first round, a runoff will be held next month. (全文と音声はこちら:http://www.npr.org/2012/05/23/153354512/voting-opens-in-egypts-historical-presidential-election?ft=1&f=3)






2012年5月22日火曜日

[環境] インディアンポイント と 感性

5月17日にNY州ウェストチェスター郡にあるインディアンポイント原発について開かれた公聴会に行ってきました。

ホテル内で開かれたものの、空港のチェックインのようなセキュリティーチェックを通って会場に入りました。

会場のドアを開けると、すでに人ごみが一角にできており、公聴会前ですが、様々なNGOの代表者が雄弁を奮っていました。一番人気はオキュパイ=ウオールストリートの代表者でど~っと拍手と歓声を浴びました。

時間が来て、入れ替わり沢山の人が発言しましたが、特に賛成派の声が最初の方に集中していたことと、発言希望者が多くて、全ての人がマイクの前に立つことが出来なかったことも特筆しておきます。

IMO連発:

個人的に素晴らしいスピーチだと感動したのは、キャサリン=サリバン博士のお話でした。最後にお勧めのYouTube に今回の公聴会のサイトを載せますので、是非ごらんください。
メディアで「~が開かれました」とだけ聞くのと、実際現場で賛否両論を聞くのとでは随分と理解度が違うということを身をもって体験しました。

「肌で感じる」ということから縁遠くなってどれほど経つでしょうか? 特にインターネットなるものが一日のかなりの部分を占めるようになってから、「情報の波」を見聞きはできても、その匂いや熱気、飛び交う唾まではわかりますまい。総会屋のような賛成派の「ほえ犬」は、ある時間が経つと静かになります。時間給で雇われて来たらしく、すっといなくなってしまいました。反対派が賛成派よりも高い時間給を払ったら、あの人達はこちら側のために吠えてくださるのかしら?

きっと山本太郎さんらが雄弁をふるっている会議は、もっと熱気に溢れているのだろうな、と考えました。そうやってだんだん政治の行方を自分の目で見届け始めると、政治家に任せっぱなしにしてきたツケが、随分恐ろしい形で市民社会を揺さぶっている現実に直面します。

別に左翼化してるとか、右翼化してるとかということでは無く、本当に自分の周りの愛する人達を大事に思うなら、しっかりと世の中が平和で安全な環境づくりに向かっているのかどうかを確かめるということは、非常に大事です。問題は右と左の間に偏在しており、その度合いを皆でどう判断し、いかに双方に有意義に話しを進めるかの技術やマナーの向上が今後の課題だと思いました。

さて、今日のお勧めコーナーです。

*YouTube ビデオ:公聴会の模様です。日本人の方も二人お話なさってますよ。

http://cinemaforumfukushima.org/2012/05/19/next-ustream-may17th-th-public-hearing-on-indian-point-nuclear-power-plant/

*お勧めのサイト:NPR 映画評論 私の今年一押しの映画についてです。
May 3, 2012
Outsourcing gets a new twist in The Best Exotic Marigold Hotel, a likable if market-driven ensemble comedy about a pack of cash-poor British elders who ship out for India, hoping for one last stab at self-renewal in a supposedly glam hotel.

The lonely seniors have two things in common: the usual big-screen bucket-list array of wishes for love, sex, closure and adventure — or at a minimum, retirement without total penury — and the fact that they're all played by the cream of today's British acting talent, albeit mostly operating below full steam. (全文はこちら:http://www.npr.org/2012/05/03/151874957/best-exotic-marigold-hotel-retirement-outsourced)




2012年5月18日金曜日

[教育] ゆとり教育


「ゆとり教育」って何なのでしょうか?

>外国の若者の方が優秀とか最近の若者はダメとかよく聞くが
>一番の問題はそれに恥じらいも責任感も感じてない育てた世代
>物事には原因がある
>生まれ落ちた時は誰もが知識も分別も無い無垢な存在だ
>「中国の若者の方が優秀=日本の若者を育成した世代は育成競争で­中国に完敗した」
>という自覚すら無いのは人間辞めてるか永遠のガキ
>そもそもゆとり教育を支持した奴と受けた奴はどちらがよりアホな­のやら
>少なくとも責任は支持した奴らの方が重いだろう 
ys4414 

上記の投稿を読んで、ビデオを笑って見ていた自分を酷く恥じました。

アメリカに住んで四半世紀になろうとしています。こちらで子育てをしながら、他の親達とも接する機会も多く、日本だったら「モンスターペアレント」とレッテルを貼られそうな親を沢山見てきました。同時にそれにうま~く予防線を張る教師側の努力も素晴らしいものがあり、双方の力関係の中には、逞しささえ感じられます。たまたまそんな学校区や学校に子供を送っていたからかもしれません。こちらの地域差たるや、随分なものです。

ここから全部IMOです:

原爆やら原発に関わってきて、日本の戦後の歩みをどうしても見直さなければいけなかったこの数年間、色色な考え方の調整をせざるを得ませんでした。 学校教育というものも、複雑な波にもまれた日本の戦後の産物です。オランダ人比較文化学者のカレル=ヴァン=ウォルフレンによって書かれた「人間を幸福にしない日本というシステム」(同タイトルでググッてください)という本によると、文部省だけが唯一戦前のスタッフを戦後もそのまま採用し続けた役所だそうです。新しい教育を受けて世に出た先生達が組織した日教組と折が合わないのも当たり前といえば当たりまえ。家庭の中も、戦前、戦中、戦後教育を受けた三世代が同居して長男・長女の責任を平等教育を受けた子供達に当然のごとく押し付けることの不条理にうまく対処できた家庭がどれほどあったでしょうか?親にも先生にも「ゆとり」が無かったら、カリキュラムだけでは真の「ゆとり」は生まれないということですよね。

現実問題として、世代の差や価値観の違いをうまく収められない企業が多いとすれば、それはきっと海外支店での異人種、異文化、多言語環境から何も学んでいない証拠でしょう。バブル世代も新人類も、それ以前の世代も全部含めて、何も学ばなかったツケが、家庭でも職場でも混乱を招いていることに、早く注目し、対処すべきです。

さて、今日の英語ネタです:

*お勧めのYouTubeビデオ:ドナ=サマーのラストチャンス

*お勧めのサイトNPR.org (517日)
Donna Summer, the queen of disco whose career spanned four decades and earned her multiple number one hits and five Grammy awards, has died after a long battle with cancer, TMZand E-online and the AP are reporting. The AP confirmed the death with the singer's family.

2012年5月16日水曜日

[グローバル] 小出裕章氏 -2

5月3日の講演後、頂いたお名刺にから小出さんのメールアドレスを知り、夜半過ぎまで色々書いてお送りしました。超多忙の「時の人」に、読んでいただければもうそれだけで大満足でしたのに、今朝
お返事を頂き、ルンルンで起きました。

小出さんのメールをそのままここに載せるのは宜しくないと思いますが、3行だけ抜粋して以下に貼り付けます:

>どうすればいいのか、私にはわかりません。
>でも、原子力=核を廃絶させることは私の責任でもあると思います。
>あまりに無力であることを日々、痛感しますが、あきらめずに行きたいと思います。

IMO英語で言う "down to earth" とか "humble" 等の単語は、まさにこの方のためにあるようなものです。

最初の頃に、「センセー」と呼ばれる人達にろくな人がいない、という中山千夏さんの新聞コラムのコメントについて書きましたが、IMO少なくとも小出裕章という人物だけは例外であると、ここに明記する必要がありますね。

それでは今日の英語ネタです。

*お勧めのYouTube ビデオとサイト:Ben Goldacre: Battling Bad Science http://www.youtube.com/watch?v=h4MhbkWJzKk&feature=g-vrec

超早口でまくし立てますが、この人の「しゃべり」の中には沢山の真実があります。ふんだんにパワーポイントが使われている講演ですので、それを読むことで、今日のリーディングをカバーしたことにしましょう。最近私達の周りにあるマスメディアの情報をどう見るか、じっくり技を盗んでください。

2012年5月15日火曜日

[環境] [グローバル] [核問題] 今日の収穫

な~んとなく曇っている日は、血圧が低くてなかなかパワーで出てきません。特に今朝は睡眠時間4時間弱で飛び起きなければなりませんでした。こんな日はとくに、目の前が電車の駅であることにふか~く感謝です。しかも駅の近くのベーグル屋のコーヒーを買う時間も何とか確保できました。ここのコーヒーがうまいんだ!

国連前にて全員集合。広島で被爆なさった三人の女性達と、彼女達の被爆証言活動をアメリカ側でサポートするNGOとその関連の人達にご挨拶させていただき、早速国連ビルの中のセキュリティーチェックをくぐりました。 

今回は国連でインターンをしている人達向けの被爆証言を最初に2セッションやりました。被爆証言の通訳は此れで3年目ですが、何回やっても胸のつまされる話の内容に、目頭が熱くなることがあります。ある女性は顔も首も体のかなりの部分に重症のやけどを負って帰宅したそうです。母親は我が娘とわからなかったほどの形相だったそうです。それでも生還したのだから良かったね、と言ってくれた女性がいたそうです。この女性は、自分の子供を見殺しにしなければならなかったのだそうです。家屋の下敷きになった子供を必死に助けようとしたのですが、火の回りが速くてそのままでは自分も傍にいる他の子供たちも死んでしまうような状況があったそうです。下敷きになった子供は、自分の母と幼い妹弟達のために、自分を置いて逃げろと説得したそうです。そんな話、こんな話をこれまで何度も通訳させて頂きました。

広島・長崎以外の日本で生まれ育った私には、原爆なんて地域的な問題、ぐらいの印象しかありませんでした。そのように思うように仕向けられていたのだと解ったのは、被爆証言の通訳がきっかけでした。日米の戦後の話し合いで原爆の話は12年間タブーだったそうです。第五福竜丸の被爆をきっかけに被爆者団体が結成され、世界中に知られるNGOに成長を遂げました。其の努力の甲斐あってか、やっと「原爆病院」という専門病院が1975年に設立されました。原爆投下後、30年間被爆者たちが祖国の政府からも放っておかれた証拠でもあります。この世で最後の被爆者であるよう、これ以上原爆の被害者が出ないよう、平和を訴え続けてきた尊い団体は、ノーベル平和賞に何度もノミネートされています。

海外での知名度や活躍とは裏腹に、日本国内ではあまりぱっとしなかった時代が長かったですが、昨年の3.11から改めて脚光を浴びているそうです。そりゃそうですよね。広島・長崎から何も学ばなかったツケが、国家滅亡の危機さえ囁かれるほどの大惨事となって降りかかっているのですから。今現在も四号機のプールが新たな地震や津波で破損したらどうなるか、戦々恐々、全く油断の許されない状況です。

それなのに、ど~~~~~~~して原発を海外に売る? 恥知らずもいい加減にして欲しい!

さて、被爆証言のあとは国連のOffice for Disarmament Affairs、略してUNODA(世界の非武装を目指す部署)のランディー=ライデルさん(Senior Political Affairs Officer)とアンジェラ=ケインさん(High Representative for Disarmament Affairs)と被曝者の皆さんとの会談となりました。ランディーさんは、国連非武装会談で行われるバン=キ=ムーン事務総長のスピーチ原稿のライターでもあります。お二人とも温和なお人柄で、被爆者側からの提案を熱心に聴いて下さいました。そして、被爆証言活動を今後も益々広く続けて欲しいと要請なさいました。

其のあと、ランディーさんも交えてみんなで「酒蔵」でお昼を頂きました。久々の「酒蔵」で本格的な日本料理を堪能しました。

其の席で、今度は通訳としてではなく、私個人としてUNODAのことを色々伺ううちに、幾つかの驚くべき事実がランディーさんの発言から明らかになりました。其の中で一番印象的だったのは、UNODAの予算が国連のお掃除全般に使われる予算よりも少なく、年間$11ミリオンだそうです。ところが、国連内にはまだ原子力エネルギーを推進する部署もあります。The International Atomic Energy Agency (IAEA)の予算はUNODAの20倍近くあるそうです。興味本位でそちらのウェブを覗いてみると、こんなパラグラフを見つけました:

The Agency noted that an aquifer in the north-western Sahara is an important freshwater source for the people of Tunisia, Algeria and Libya now and in the foreseeable future. With increasing scarcity of clean surface waters, IAEA and UNEP, the UN Educational, Scientific and Cultural Organization (UNESCO), the UN Food and Agriculture Organization and the Sahara and Sahelian Observatory (OSS) countries is helping the three countries to use isotopic and nuclear techniques to protect the shared water source.(全文はこちら:http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=14363&Cr=water&Cr1=)

水源を守るのに、なぜ核技術が必要なんでしょうか? 原発に大量の水が必要であることはわかりますが。

*今日のお勧めのYouTube: Water Matters: Making a difference with nuclear techniques
http://www.youtube.com/watch?v=PMOZiC-kyNQ&feature=relmfu

本当に平和利用なのか、下心があるのか、私にもまだ答えが出ません。平和利用の中に、エネルギー目的とそうでない目的に項目を分けて考える必要性があるということは確かのようです。

ここで17日のイベントをご紹介させて頂きます:

NRC Public Hearing Re: Indian Point

インディアンポイント原発に関する公聴会
Thursday May 17, 2012 6pm: at DoubleTree Hotel 455 South Broadway Tarrytown, NY (Map)
Open House: 6:00 p.m. to 8:00 p.m.  Public Meeting: 7:00 p.m. to 9:00 p.m.
A Free shuttle bus from Manhattan to Tarrytown is provided by RiverKeeper. RSVP HERE today!

無料送迎バスが出ます(グランドセントラル駅ーTarrytown往復)。 こちらのリンクでお早めにご予約を。
Do you desire to see your environment nuclear-free? This is an opportunity to say you really want it. The U.S. Nuclear Regulatory Commission (NRC) will host an open house and public meeting to discuss the NRC’s assessment of "safety performance" at Indian Point Units 2 & 3. Indian Point is located only 30 miles north of NYC. Bring your voice to the hearing - it will also be a great opportunity to hear and learn how NRC operates hand in hand with electric companies, to speak out your concerns and demand to shut it down. Meet local residents/activists and find out what we can do together. On the same day, people in Japan will gather in front of the Prime Minister's house to call for halt to the restart of Ooi Nuclear Power Plant. Let us raise our voices in nuclear-free solidarity. Get on the bus!
あなたは、原子力のない環境を望んでいますか?その望みを要求に変えるチャンスです。米国原子力規制委員会(NRC)がインディアンポイント原発2号機および3号機の「運転安全性」に関する評価書について話し合うため公聴会を開きます。インディアンポイント原発はNY市からわずか約30マイルのところにあります。NRCにあなたの声を届けませんか。また、この公聴会では NRCが電力会社と手を取りながら、公衆に対してどのような対応をとっているのかを学び、感じ取ることもできるでしょう。NY北部、原発のまちで活動する人々と出会い、廃炉のために何ができるかを考える良いチャンスにもなるでしょう。ちょうど同じ時間に(18日)日本では、首相官邸前で大飯原発再稼働に反対するためのデモが行われます。脱原発の思いをつなげて声をあげましょう。この日はバスでマンハッタンを出よう!
[Read the full notice letter by NRC - pdf] [NRCによる公聴会のおしらせ・全文(英語)]
[Read NRC's "ANNUAL ASSESSMENT LETTER - INDIAN POINT NUCLEAR GENERATING UNITS 2 AND 3"-pdf] [NRCによるインディアンポイント原発2、3号機の2011年安全評価書(英語)]

Read more about Indian Point :
INDIAN POINT SAFE ENERGY COALITION
SHUT DOWN INDIAN POINT NOW!

2012年5月11日金曜日

[グローバル] 国連NGO と 日本女性

昨日パーティーがありました。国連で先日通訳としてお手伝いさせて頂いた、UNCSW56 という国際婦人会議後、私も連絡リストに載ったらしく、女性国連大使を表彰するレセプションにご招待されました。

久々に懐かしい方々とお目にかかり、また新しい人たちとの出会いありで、やっぱり行って良かったな、と感じること然り。特に、この種の集まりでは皆世界平和と男女平等を目標に掲げているので、初対面の人でも共通の価値観と連帯意識でとても和気藹々と話をすることができます。

表彰されたのは以下の女性達でした:

  • Czech Republic: H.E. Mrs. Edita Hrdá
  • Iceland: H.E. Ms. Gréta Gunnarsdóttir
  • Federated States of Micronesia: H.E. Ms. Jane J. Chigiyal
  • Zambia: H.E. Dr. Mwaba Patricia Kasese-Bota
この中に日本の女性国連大使が仲間入りするのは何時のことやら。

2,3月の通訳を通じて学んだ中に、毎年ダボス会議で公表されるGGI(Gender Gap Index)というのがあります。世界135カ国の間で男女平等度のランキングをつけるもので、先進国であるはずの日本が、「男女平等」というカテゴリーにおいては135カ国中98位という情け無い状況を示しています。
以下が2011年のレポートで、9ページめに日本の数字が出ています:http://www3.weforum.org/docs/WEF_GenderGap_Report_2011.pdf

総合で98位ですが、細かく4つの項目に分かれています:

1. 経済活動の参加と機会   100位
2.学歴            80位
3. 健康と寿命         1位
4. 政治的権限        101位

せっかく健康と寿命で世界一位に輝きながら、他があまりにも悪すぎるので総合でど~んと下がって
98位です。この何たる情けなさ!これは女性が情けないのではありません。女性は優秀でありながらも機会を平等に与えられていないことの現われなのです。

それでは今日のお勧めコーナーです:

*今日のお勧めのYouTube: 
Wall StreetがMain Streetを滅ぼした形跡を追います: http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/money-power-wall-street/

*今日のお勧めのサイト: 
ホステスという文化について、思いっきり考えさせられます



2012年5月8日火曜日

[グローバル] 小出裕章氏

小出裕章京都大学助教授のNY講演に行ってきました。

お人柄を感じさせる、聞き手に優しいお話で、科学の専門家でなくても解りやすいように解説してくださいました。埋め尽くされた会場から、放射能に対する感心の強さが伺うことができました。

政府発表数値の低め修正に至っては、パニックを避けるどころか、余計パニックと政府不信をあおっていると確信します。誰のための低め修正でしょうか? 

放射能管理区域に指定すべき地域が、地図上で南西に延びて、すでに群馬県まで来ています。放射能管理区域とは、そこにいると命や健康に支障をきたすので、立ち入り禁止にしなければならない場所を言います。

私は、日本から海外に出たい人と、日本から家族や知り合い、或はビジネスパートナーになりえる人を呼び寄せたい人との中継ぎをしたいと考えてます。我が家族においては、是非是非こちらに移住して欲しいと、3.11の頃から言ってます。いろんなしがらみがあるでしょうが、孫やひ孫の代のことまで考えれば、放射能にもっとも敏感な子供達と彼らの将来を是非守ってあげて欲しいと切に願ってやみません。日本の政府は何もしないし、いざとなったら国民を捨てて一番先に脱出するのは政府関係者であることは間違いありますまい。

9.11のときに、アメリカの日本領事館が空っぽになったのは有名な話で、現地日本人の消息を尋ねて連絡してきた日本の家族が困ったそうです。さっさと皆さん避難なさっておられたそうです。

小出助教授の講演がアップされましたので、ここにお知らせいたします:http://vimeo.com/41616418

講演後にご挨拶をして、お名刺を交換させて頂きました。肩書きには、「京都大学原子炉実験所 助教」と書かれてあります。彼の偉大な貢献に全く合わないこの「助教」という肩書きを持たせ続けた日本の国立大学組織に、怒りを覚えます。

IMO日本でこの程度の待遇しか与えられないのなら、小出氏をノーベル平和賞にノミネートして、世界に認めてもらいましょう。

それでは今日のお勧めコーナーです:

*お勧めのYouTube: スタテン島タグボートの船長のお話:
http://www.youtube.com/watch?v=c_PjWslIC6A

*お勧めのニュース記事:今日のNPRより


Maurice Sendak, 'Where Wild Things Are' Author, Dies

by THE ASSOCIATED PRESS
Where the Wild Things Are, author and illustrator Maurice Sendak speaks with the media Jan. 11, 2002, at the Children's Museum of Manhattan in New York City. Sendak died in Danbury, Conn., on Tuesday. He was 83.
text size A A A May 8, 2012
Maurice Sendak, the children's book author and illustrator who saw the sometimes-dark side of childhood in books like "Where the Wild Things Are" and "In the Night Kitchen," died early Tuesday. He was 83.

Longtime friend and caretaker Lynn Caponera said she was with him when Sendak died at a hospital in Danbury, Conn. She said he had a stroke on Friday.

(全文はこちら:http://www.npr.org/2012/05/08/152248367/maurice-sendak-where-wild-things-are-author-dies)

2012年5月6日日曜日

[手抜き料理] 加熱・再加熱同時進行のヒント


今日は土曜日、英語クラスが朝から続く日です。
どのクラスも上級編に入り、夫々特徴のあるクラスになって、次のネタをどう工夫しようかと毎回悩むと同時に、無限の広がりに面白みを感じます。

限られた時間でまともな昼食を食べたい。冷凍庫を開けると、何と(生)鮭の切り身とチャーハンを発見!どっちも冷凍されてるけど、夫々チンすると片一方を加熱する間に、先の一方が冷めてしまいそう。

そこで無水なべとパーチメントペーパーに活躍してもらいます。
パーチメントペーパーの真ん中に山を作り、一つの鍋(フライパン大)の中に二つの分かれた調理スペースを作ります。一方に鮭(冷凍する前に塩しておきました)を入れ、もう一方にチャーハンを入れ、蓋をして加熱。

塩鮭とチャーハンが同時進行中に、今度は冷凍のブロッコリー、三色ピーマン、リークを夫々必要な分だけ袋から耐熱容器に入れ、そこにオリーブオイルをたら~っとたらし、冷蔵庫に常備している自家製ガーリックバターをナイフで軽く切り取って野菜の上におきます。レンジで冷凍加熱のボタンを押して、即席野菜炒めが出来るまで、今度は加熱し始めたチャーハンを解して、中の凍った塊がなるべく熱い表面に触れるようにします。鮭も適度にひっくり返し、軽く焦げ目が付いた普通の塩鮭と、ほっかほかのチャーハンが出来ました!即席野菜炒めは水分が多くなりますが、それもビタミンスープですから、最後にぐいっと飲んじゃいました。

それでは今日のお勧めコーナーです:



*お勧めのYouTube:


*お勧めのサイト

Taking E-Mail Vacations Can Reduce Stress, Study Says
 | May 4, 2012, 6:00 AM

You probably don’t need a doctor or scientist to tell you this, but your e-mail could be killing you.
A new study released Thursday by the University of California, Irvine, which was co-written with United States Army researchers, found that people who do not look at e-mail on a regular basis at work are less stressed and more productive.





2012年5月4日金曜日

[グローバル] トランスジェンダーとは?

「LGBTコミュニティー」という表現をよく耳にします。NYだからでしょう、きっと。
正確には、「LGBTTIQQ」なのです。
詳細はここでははしょりますが、昨夜NJの拙宅から電車と徒歩で2時間半かけて、アッパーウェストにある某有名私立女子校の図書館に行きました。そこでは、昨年封切られた映画「Gun Hill Road」のスクリーニングがありました。

参加者の殆どはレズビアン、ゲイ、或はこの類の問題に興味のある私みたいな人たちが集まってなかなか良かったです。問題の焦点を共有できる環境って、気持ち良いですよね。

Gun Hill Roadは、NYの貧困層のファミリーをモチーフにした映画です。出所したばかりの父親は、しばらく見なかった息子が娘に成長してしまったことを知り、ショックを隠せません。何とか娘を息子に戻そうと強引にスポーツ、断髪、女遊びまで押し付け、完全に子供からシャットアウトされてしまいます。幸運にも母親は娘と化した息子をありのまま受け入れてきました。結果はいつか、実際に見てください。この問題を理解するにはとても良い映画です。

Sex, Gender, Sexuality-夫々がどう違うのか、夫々にどんなタイプがあるのか、社会がそれをどれほどわかっているのか・いないのか、どうやってこの問題を親や、誰にも言えずに悩んでいる子供達に受け入れてもらったり、受け皿を提供できるか、など色々と考えさせられました。

日本の文化では、もともとお茶、お花、踊りのお師匠さんとか、呉服屋の営業とか、結構この類の男性達が堅気っぽい世界で出来る仕事がありましたよね?ま、風俗関連は戦国時代のお小姓から近代のゲイバーまで色々でしょう。残念ながらレズビアンは社会的な受け皿が男性ほどは無かったのでは?この辺深く掘り下げる必要がまだありそうです。宝塚や松竹歌劇団の男役や男役に熱を上げる女性達をこのグループに分類できるのかどうか、まだわかりません。

今の日本でとても残念なのは、「性倒錯障害」と呼ばれ「障碍者」扱いされることです。この辺、戦後アメリカの新教徒的な潔癖主義が変に歪んだ形で導入されたのではないかしら、と考えます。
それまでは、日本社会で「ちょっとオカマのあのオジサン・オニイサン」として、普通に暮らしていた人たちが、今は「障碍者」とは随分可哀想な話です。

中国、古代エジプト、中東のハーレムには宦官(去勢された男性召使)が権力者の妾達に使えていましたし、14世紀のイタリアでは、ボーイソプラノを変声から守るために、教会合唱団の男の子達を年間2000人、虚勢していたそうです。やっとここ数年ではっきりと表面化してきた教会関係者の男色や、アルターボーイ(教会で司祭のアシスタントを勤める男の子)への性的な悪戯や関係の強要は、かなり深い歴史的な経過があるのですよね。

なぜ男と女を両サイドに置いて、真ん中の「幅」の存在を認めないのでしょうか?「第三の性」の幅はかなり広いみたいです。

先の映画の話にもどりますが、主人公の娘(元息子)はゲイではないのです。トランスジェンダーなのです。誕生時におOOOOがあったということだけで、社会的に男として育てられますが、思春期に自分の中の女性に目覚め、体も女性にしようと努力します。この子が男性に恋をする--これは同性愛ではなくて、異性愛なのです。思春期においても自分が男であるとの認識が変わらず、男性に恋心を抱く人たちがゲイで、その女性版がレズビアンです。女性同士でも、片方が自分の中に男性を感じ、男性化してしまう、つまりトランスジェンダーしてしまったら、これも異性愛です。ややこしいですね。

うちの娘の学校の親達にはこのLGBTTIQQコミュニティーの人が多く、とても上手に子育てをしていて、素晴らしい子達が夫々の才能を発揮しています。こんなに自然に自分らしくしている子供達が世の中に巣立って行っても、世間の無理解にくじけないよう、強く頑張って欲しいと思います。その意味でも、大多数を占める異性愛の親達が正しい理解を持ってこのコミュニティーの問題解決(いじめ、阻害感、自殺など)に向けて協力体制を敷くことはとても大事なことです。

Gun Hill Roadの監督は、呼ばれたら喜んで試写会にいらして下さいますよ。映画を見た後でみんなで質問や感想を話し合う時間を持つことによって、理解が更に深まります。

さて、今日のお勧めコーナーです。

*お勧めのYouTube: 20/20 "My Secret Self" Part 5 of 5
http://www.youtube.com/watch?v=ib_yE5WILJc&feature=results_main&playnext=1&list=PL78ACA328937E7E16
*お勧めの記事:


Chinese blind activist Chen Guangcheng in talks with U.S. after plea for help
 BY SHAUN TANDON, AGENCE FRANCE-PRESSE MAY 3, 2012 10:46 AM


BEIJING - The United States said Thursday it was in talks with Chinese dissident Chen Guangcheng about his future, after the blind activist expressed fears for his safety and pleaded to be taken abroad.

The campaigning lawyer, who escaped from house arrest and spent six days at the U.S. embassy in Beijing until he left on Wednesday, is at the centre of a sensitive diplomatic row between China and the United States.

U.S. officials have said Chen, who riled Chinese authorities by exposing forced abortions and sterilizations under the government's "one-child" policy, left the embassy after Beijing pledged he and his family would be treated "humanely."

But Chen has since said he felt under pressure to leave the embassy, fearing for the safety of his family, who suffered repeated abuses at the hands of local officials in their home town.

(全文はこちら:http://china.einnews.com/article/94126536)

2012年5月2日水曜日

[英語・グローバル]NYタイムス、Tフリードマンの論説

今朝になって昨日のNYタイムスのOP-EDコラムを読み、感銘を受けました。これはなるべく多くの皆さんに読んで頂きたいと思いましたので、僭越ながら後半に日本語で訳を書きました。其の後に私の読後感を書きました。

May 1, 2012

Tanks, Jets or Scholarships?
By THOMAS L. FRIEDMAN
Amman, Jordan

And so it came to pass that in 2012 — a year after the Arab awakening erupted — the United States made two financial commitments to the Arab world that each began with the numbers 1 and 3.

 It gave Egypt’s military $1.3 billion worth of tanks and fighter jets, and it gave Lebanese public-school students a $13.5 million merit-based college scholarship program that is currently putting 117 Lebanese kids through local American-style colleges that promote tolerance, gender and social equality, and critical thinking. I’ve recently been to Egypt, and I’ve just been to Lebanon, and I can safely report this: The $13.5 million in full scholarships has already bought America so much more friendship and stability than the $1.3 billion in tanks and fighter jets ever will.

So how about we stop being stupid? How about we stop sending planes and tanks to a country where half the women and a quarter of the men can’t read, and start sending scholarships instead?

I am on a swing through the Arab world right now, and I am spending as much time as I can with public schoolteachers and students — and young Arabs doing technology start-ups — and as little time as possible with officials. It derives from my conviction about what really propelled the Tunis and Tahrir Square revolutions: Arab youths — 70 percent of this region is under 30 — who were humiliated and frustrated that they were being left behind. This Arab awakening was their way of saying: We want the freedom, the voice, the educational tools, the jobs and the uncorrupted government to realize our full potential. That’s what sparked this revolution.

 Yes, the various Muslim Brotherhoods have exploited the opening created by these uprisings because they were the most organized parties. But if the Islamists don’t respond to the real drivers of this revolution — that yearning for education and jobs and the dignity they bring — they, too, will eventually face a rebellion.

If America wants to connect with the real aspirations of these revolutions, it will expand to other Arab awakening countries the $13.5 million U.S. Agency for International Development scholarship program begun in Lebanon. And, by the way, hats off to President Obama, Secretary of State Hillary Clinton, the USAID Administrator Rajiv Shah and the members of Congress who got this program going.

Iran is building dams and roads around Lebanon, decorated with “Thank You, Iran” signs. But no one is standing in line here to go to Tehran University. They still line up for American scholarships, though — one requirement of which is that winners have to do community service, so we are also helping to build better citizens.

The American Embassy in Beirut introduced me to four of this year’s Lebanese scholarship students — who attend either the Lebanese Arab University or Haigazian University, which offer modern U.S.-style bachelor’s degrees.

Israa Yassin, 18, from the village of Qab Elias, who is studying computer science, told me: “This whole program is helping to make the youth capable of transforming this country into what it should be and can be. We are good, and we have the capabilities and we can do a lot, but we don’t get the chance. My brother just finished high school, and he could not afford [university]. His future is really stopped. The U.S. is giving us a chance to make a difference. I do believe if we are given the chance, we can excel. ... We will not be underestimated anymore. It is really sad when you see a whole generation in Lebanese villages — hundreds of guys doing nothing — no work, not going to college.”

After getting the U.S. scholarship, said Yassin, “my family and my community feel differently about America. Why would they hate someone who is helping them?”

Word of the American scholarships has spread quickly; the program is now being swamped with applications for next year, a majority from young women. Wissal Chaaban, 18, from Tripoli, also attending the Lebanese Arab University and studying marketing, told me: “We have a lot of talent in the Middle East, and young people do not feel appreciated. They feel their voice is shut down and not heard enough.”

This program is in America’s interest, she said, because it sends young people to colleges that “encourage openness, to accept the other, no matter how different, even if he was from another religion.”

I wish my government was giving more scholarships to Americans, but since we budget this money specifically for foreign aid, let’s use it intelligently. We can still give military aid — but in the right proportion.

 While in Amman, I interviewed some public schoolteachers at Jordan’s impressive Queen Rania Teacher Academy, which works with a team from Columbia University to upgrade teaching skills. We talked about the contrast between the $13.5 million in U.S. scholarships and the $1.3 billion in military aid, and Jumana Jabr, an English teacher in an Amman public school, summed it up better than I ever could:

One is “for making people,” she said, “and the other is for killing people.” If America wants to spend money on training soldiers, she added, well, “teachers are also soldiers, so why don’t you spend the money training us? We’re the ones training the soldiers you’re spending the $1.3 billion on.”

5月1日2012年5月1日
戦車、戦闘機、それとも奨学金?
トーマス=フリードマン
ヨルダン、アンマンにて

アラブの目覚めから一年経ち、2012年にアメリカは二つの経済援助をアラブ世界に約束した。そして夫々は1と3で始まる。

アメリカはエジプトに13億ドル相当の戦車と戦闘機を贈り、1350万ドルの奨学金をレバノンの公立大学で学ぶ117名のレバノン人学生に贈った。彼/彼女らの学ぶアメリカンスタイルの現地大学では、寛容、性差別撤廃、社会的平等、批判的思考を促進している。私は最近エジプトとレバノンを訪れた。そしてこのレポートを確信を持って(読者の皆さんに)書いている:1350万ドルの奨学金は、既に13億ドルの戦車と戦闘機よりも遥かに貴重な友好と安定(した関係)をアメリカにもたらしている。

ならばもうバカなことは止めてはどうか?半数以上の女性と四分の一の男性が文盲の国に戦闘機や戦車を贈ったりするのは止めにして、代わりに奨学金を贈っては如何か?

私は今アラブ諸国を行ったり来たりしながら、公立校の先生、生徒達、そしてテクノロジーのたたき台を作っているアラブの若い世代となるべく時間を持つようにしている。官僚達とはなるべく会わないようにしている。私の信念から語らせてもらえば、今チュニス(チュニジア)やタヒリ広場(エジプト、カイロ)で展開している革命の真の推進力は、アラブの若者達である--この界隈の人口の7割は30歳以下—彼らは諸外国の繁栄から取り残されていることを恥じ、苛立ちを感じているのである。今起きている「アラブの目覚め」は彼らのメッセージである:われわれは自由、発言権、教育の機会、職、そしてわれわれの可能性をフルに生かしてくれる腐敗と無縁の政府を欲している。

確かに、様々なイスラム教同胞団が其の組織力を利用してこれらの反乱の発端に力を発揮した。しかし彼らとて、この反乱の原点--教育、職、(個人としての)尊厳—に答えることをしなければ、結局はいずれ反乱の憂き目を見るだろう。

もしもアメリカがこれらの革命の強い願望と結び付きたければ、レバノン(で大成功を収めた)1350万ドルの国際開発奨学金プログラムを他のアラブ諸国に広めるだろう。
ところで、オバマ大統領、クリントン国務長官、ラジブ=シャー米国援助管理官と、米国下院議員の推進メンバーの皆さんに敬意を表したい。

イランはレバノンにダムや道路を建設し、それらには「イランよありがとう!」の看板が掲げられている。しかし、テヘラン大学への入学希望者は皆無である。アメリカからの奨学金枠には長蛇の列ができるのである。この奨学生になると、コミュニティーサービスをすることが義務付けられる、つまりこの制度を通してより良い市民が育つのである。

ベイルートのアメリカ大使館で今年選ばれた4名のレバノン人奨学生に会わせてもらった--近代的なアメリカ式四年制のレバノン・アラブ大学とハイガジアン大学の学生である。

イスラー=ヤシン(18歳、カド=エリヤス村出身、コンピューターサイエンス専攻)は僕にこう語ってくれた:「このプログラムは、この国のあるべき姿を実現する力を持つ若者達をサポートしてくれています。私達は善良且つ有能で、(国の発展のために)多くの尽力が可能ですが、機会を与えられずにいました。私の弟は高校卒業後、大学進学を経済的な理由で断念しました。彼の将来はそこで立ち往生です。アメリカは私達に『変化』をもたらすチャンスをくれました。これによって私達は飛躍します。私達はもう過小評価されません。レバノンの村々で何百もの男性達が職も無く、大学に行くでもなく、ただぶらぶらしているのを見るに付け、悲しくなります。」

ヤーシンいわく「アメリカからの奨学金が始まってから、私の家族や地域住民の間でも、対米感情に変化が起きました。手を差し伸べてくれる人をどうして憎むことができるでしょうか?」

アメリカからの奨学金の話はすぐに広がり、来年の申し込みはもう一杯。希望者の殆どは若い女性達である。トリポリ出身のウィサル=チャーバン(18歳)レバノン=アラブ大学でマーケティングを勉強中のコメント:「中東には沢山の才能あふれた若者がいますが、その価値をわかってもらっているという実感がありません。彼らは発言権を奪われ、誰にも声が届いていないと感じています。

このプログラムは実にアメリカ的で、若者達を大学に送り、開かれた世界と、違いや宗教の壁を超えて他人を受け入れることを奨励します。」

筆者はアメリカ政府が自国民にもっと大学奨学金を提供してくれればと思うが、この予算はあくまで対外援助向けなので、賢く使うべきだ。もちろん軍事援助にも向けて結構だが、(もっと)正当な割り当て額で行われるのが望ましい。

アンマンの素晴らしいラニア女王教師アカデミーはコロンビア大学から派遣されているチームと共に教師のスキルアップを目指している。そこで公立学校教師達にインタビューする機会を得た。われわれは1350万ドルの奨学金と13億ドルの軍事援助について語り合った。アンマンで英語を教えるジュマナ=ジャブルさんは私なんぞよりも遥かに的確にまとめてくれた:

「一つは『人を作る為』で、もう一方は『人を殺す為』の援助ですね。アメリカが兵隊を訓練するために資金を投入したいのであれば、教師も兵隊ですよ。だったら其の資金をわれわれ教師を訓練するために使うべきではありませんか?私達は、あなた方が1350万ドルを投入して訓練している兵士なんですよ。」とは、全く的を得た名言だ。

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オバマ政権の中東対するアプローチは大賛成です。IMOなぜこれと同じことが前政権ではなされなかったのか?と考えると残念でなりません。

9.11をきっかけに、ビン=ラディンなる元CIA工作員の首取りという叶わぬスローガンを掲げ、多大なる人的、物的犠牲を自国民にも他国民にも及ぼし、その悪影響は今に尾を引いています:全米津々浦々に張り巡らされた警戒カメラ、二重三重の空港のセキュリティーチェック、9.11後に航空券に設けられた追加税、物資の輸出入に課せられた同様の追加チェックに税金、それに膨大な軍事費に加え、戦後も退役軍人に対する医療費、軍人遺族に対する恩給など、ありとあらゆる形でわれわれの税金が吸い取られて行きます。IMO最初からこの資金を他国の教育費につぎ込んでいたら、その効果たるや、どれほど今のアメリカを救ってくれていたことでしょう。ほんの数分の一で絶大な効果があったはずです。残りの額で、アメリカ国内の教育や福利厚生の充実をまかなえたであろうことを考えると、戦争というネガティブな経済政策を推進した前政権の利権まみれの運営に腹が立ちます。日系企業もこの戦争景気の政府契約で設けた会社は多いと聞きますが、これからは教育・福祉産業に是非目を向けて頂きたいと願ってやみません。

[英語]アイデンティティーと自分の名前

私のファーストネームはかつてコテコテの日本風で、しかも結構古風なのでした。たった2音節の名前なのに、アメリカでまともに発音してもらえることはまずありませんでした。「ちよ」という名前は、数年前にベストセラーになった”Memoirs of a Geisha"の主人公の名前でもあります。あれが世に出るまでは、「キヨ」「チャイヨ」などとよく呼ばれました。もっと酷いのはスペイン語を話す人たちに「チジョ」と呼ばれること。これは音からして「痴女」や「恥女」に通じるものがあるうえ、コロンビアのスペイン語でやらしい意味があるらしいです。

実は米国籍を取るにあたり、私はスペルを変えたかったのです。ChiyoをChioにすると、かなり日本語の「ちよ」に近い発音になり、少なくとも上記のようなおかしな音にはなりえないスペリングなんです。英語の”Y"は音の価値としては”I+I"なんです、って言うと「は?」ですよね。じゃあ、これは?英語の”W"は音の価値としては”V+V"或いは”U+U"なんです、って言うと納得できますでしょ? その延長線上で、”Y=I+I"と見ていただくと、ChiyoはCHIIIOなのですから、やたら”I"が多くなり、ネイティブは発音に苦戦するのです。Chioにすると其の混乱を避けられるのですが、日本式ローマ字表記では、これはおかしいのですよね。どうも私のXにとって、Chioという簡略化したスペリングがどうしても受け入れられなかったようで、私に絶対にChiyoというスペルで米国籍登録しろ、と言い張ったのでした。それを素直に聞いた当時の自分が情けない、と今から思っても後の祭り。少なくとも交換条件として、英語のミドルネームをつける事で納得させました。私が選んだ名前はRachelでした。「青い鳥」の作家がこの名前でしたよね。XのミドルネームがRichardだったので、Rachelはちょっと近いかな、などとも考えていたようです。旧約聖書に出てくるかなりユダヤっぽい名前であることを知ったのは、市民権を取ってからだいぶ後のことでした。

英語名で便利なのは、いちいち聞き返されないことです。また、聖書にある名前は、どのヨーロッパ言語でも似たようなバージョンがあるので楽ですね。ケベックでは「ラシェル」とフランス語式で呼ばれましたし、中南米系の人からは「ラケル」と呼ばれます。

ファーストネームもファミリーネームも西洋系でありながら、顔だけ東洋系という事実を、精神的に受け入れ難い人がまだちらほらいるのもこのあたり(ニューイングランド)の特徴と言えるでしょう。西洋系にアダプトされた東洋系の人なども増えているというのに、まだまだ精神的なグローバル化は、物資や人の動き、ファッションのそれとはスピードが違うのでしょうね。

話は飛びますが、”Memoirs of a Geisha" の中で芸者になるまでのストーリーが悲しいですね。貧困層出身の女の子が、人身売買の最終引渡し地点の芸者置屋で鍛えられて、お稽古を積んで「商品価値」を高めて旦那を募るという流れです。ただ、芸者への道には、実はもう一つあったということがこの本には書かれておりません。羽振りの良い商売人の娘が、嗜みとして踊りや歌を習い、万が一店が傾いたときに、置屋に出て実家を救うというパターンもあったそうです。と、ここまで話をしたときに、ある生徒さんが、「どっちみちリスクヘッジですね。」とおっしゃいました。たしかに「リスクヘッジ」ですよね。出身が貧しくても豊かでも、あくまで「商品」として女性を扱っていることには変わりないのです。男性の思いのままに動かせるという錯覚がいまだに消えないのが、今年も出された男女共同参画白書が物語っております。簡単バージョンのサイトをご紹介しますので、ご覧下さい:http://www.gender.go.jp/research/dansei_ishiki/pdf/gaiyou.pdf


それでは今日の英語ネタです:

*今日のお勧めのYouTube ビデオ:Memories of Geisha
http://www.youtube.com/watch?v=DWQYUXDXyGU

*今日のお勧めの記事:

Italian, Turkish firms to establish new ventures
ISTANBUL - Hürriyet
Some 200 Italians firms, attending a business forum starting today in Istanbul, will help improve bilateral trade volume, says Italian Ambassador Scarante.

A light commercial vehicle production line at one of Tofaş’s, Fiat’s local partner, plant churns out minivans. A crowded Italian trade mission is seeking busnisses in Turkey
New links between Italian and Turkish firms will be formed during today’s Italy-Turkey Economy Forum in Istanbul, according to Gianpaola Scarante, Italy’s ambassador to Ankara.

(全文はこちら:http://www.hurriyetdailynews.com/PrintNews.aspx?PageID=383&NID=19698)

2012年4月29日日曜日

[英語][グローバル] 私のブログ・外タレ

私のブログにコマーシャルを載せてもかまいませんよ、って申し込んだら、何と英会話を教えるサイトが入っちゃった!凄いですね。ま、良かったらそっちも覗いてみてください。あなたに合ったメソッドかもしれません。

英語を習うといっても、万人に当てはまる方法など無いと思ってます。人それぞれ習い方にパターンがあり、メソッドによって向き不向きがあります。かく言う私自身は絶対にAudio learner(耳から習う人)なんです。いや、自分はVisual learner(目から習う人)だという人もいるはずです。きっかりと文法をやってから実践に入る人もいれば、実践から文法に帰結する人もいます。

そんなLearning style & methodsを勉強してからは、なおさら「私のやり方についてきてください」とは言えなくなりました。だから宣伝もし難いし、テキストさえも作り難いです。

一応のテキストはドラフトの5ぐらいまでやってきましたが、それを超えるともう人それぞれで、こちらが相手の好みや適応性に合わせて教材やクラスの方針を変えて行きます。それで行き着く先が「英語を自在に使える」という境地に達することであれば、歩く道は様々で宜しいと考えてます。仕事の悩みを英語で語るも勉強の一つ、取引先との話し方について色々考えるのも英語でやれば、それなりに実践で役に立ちます。以前、公園で子供を遊ばせながらアメリカ人の友達をどうナンパするか、を熱心に勉強した人もいらっしゃいました。お子さんの中学校の英語の教科書を持ってきてこれ一本で勉強したいというひともいらっしゃいました。ずっと私のオリジナルのメソッドで続けた方も沢山いらっしゃいます。どなたも、「こんにちは!」と拙宅にいらしてから、或いはスカイプでご挨拶してから、「さようなら」で終わるまでの間に、満足感や達成感を味わってもらうことが、何よりも私にとって嬉しいことです。

クラスを始めるかどうか迷っている方々に、よく、こんなところでこんなお教室があります、あんなメソッドがあります、語学学校があります、と色々最初に言われます。私は、「どうぞそちらを先に物色して下さい、それが宜しければそちらをお続け下さい」、と申してます。もしも合わないと思ったらいつでも私のドアーは開いてます。そうやって実際にやってみて、これは自分に合わない、と納得して私のところにいらしたほうが、「もしかしてあっちのほうがよかったかな?」という疑念を持ち続けたまま中途半端な心構えでいるよりは、ずっと集中力が高まります。

さて、今日は英語のクラスのあと、YouTubeで外国人喉自慢に見入ってしまいました。なんとも度派手な鳴り物入りで、「天使の歌声」とか、「NYのエリートビジネスマンシンガー」など、色々言われてますが、NYではまだだ~れも知りませんってば。

確かにみんな歌がめっちゃうまくて、日本語がきれいです。感動しました。IMO(In My Opinion)、日本は復興モードで何とか外国から注目されたいし、外タレ予備軍は不況風の吹き荒れる祖国での競争で泳ぐよりも、日本で注目されてヒットを飛ばしてから帰るほうが賢明なやり方です。そんなビジネスマインドは少なからずあるはずです。かつてのEU諸国なら、別に日本に出稼ぎに出ることなど、考える人は少なかったはずです。それでも本当に日本の文化や心に惹かれて歌ってると思いたいですし、審査員の評価も「日本を解ってくれて有難う、嬉しい」などのコメントがやたら多くて、精神論で受けたい人達なんだな、ってしみじみ思います。

そんな外タレ予備軍から飛び出して映画デビューしたのが2年連続優勝のニコラス・エドワーズ。IMO、その映画のトレーラーを見てあまりのプロデューサーのセンスの無さにあきれ返りました。ニックは確かに女性っぽいのですが、あくまでああいうメトロセクシャルな男の子として、少女マンガのヒーローになり切ってるところに彼の価値があるのです。あの線でかっこよく見せたい日本のアーティストたちは沢山いますが、あそこまで完璧に見せられると殆どひれ伏してしまいそうなほどに、彼の完成度は他のどの日本のプロも寄せ付けません。そのニックに、いきなり女役をやらせる?すれすれラインのところにいる彼の魅力を、すれすれからわざわざいきなりはずしてしまったプロデューサーは、ファンの夢を壊してはいませんか?

昨今日本人の歌手の実力アップには目を見張るものがあります。かつて高度経済成長期には、可愛けりゃ音痴でも新人賞がバンバンもらえてましたが、こんなにうまい日本人が続出する背景には海外の実力派シンガーたちの影響があったことは間違いありません。そして思いっきりアメリカンポップな歌をちょっと英語っぽく聞こえるような発音の日本語で歌ってきた彼らの持ち歌を、こんどはめっちゃきれいな日本語で、もっとうまい海外の素人が歌ってくれるようになったことは、注目に値します。これは歌謡界のグローバル化と言っても過言ではありません。其のうち下手すると、日本の歌手は職を失いかねません。彼らよりうまい、彼らより日本語のきれいな、そして聞き手が求める曲のノリとルックスを備えた本物のガイジンたちがガンガン日本で歌手デビューしたら、地元の日本人歌手はどうなるのでしょう? 

おっとどっこい、大和魂の芸能人のみなさん、プロ野球選手みたいに外で活躍してくれる日を期待してますよ。アメリカで英語の歌のみならず英語で生活を目指すアーティストの皆さん、スカイプでも英語の発音指導をいたします。ご興味がありましたら、eigodego@gmail.comまで、お問い合わせください。

*今日のお勧めのYouTubeビデオ:
1)こぶしとウインクでエンカを歌うフランス娘
http://www.youtube.com/watch?v=rJDmgn2iYlw&feature=related

2)英語っぽい日本語で歌う小柳ゆき
http://www.youtube.com/watch?v=NPsLPM_uW1M&feature=related

3)Noam Chomsky, Too Big To Jail
http://www.youtube.com/watch?v=THcP_zb_BAw

*今日のお勧めの記事:
Scandal highlights lack of women in Secret Service
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Apr 28, 5:04 PM (ET)

By ERIC TUCKER

WASHINGTON (AP) - Secret Service agents are often portrayed in popular culture as disciplined, unflappable, loyal - and male. A spiraling prostitution scandal that has highlighted the dearth of women in the agency that protects the president and dignitaries has many wondering: Would more females in the ranks prevent future dishonor? 
(全文はこちら:http://apnews.myway.com/article/20120428/D9UE5MIO1.html)

2012年4月26日木曜日

[手抜き料理]チキンクリームシチュー

あと30分しかない!というときに重宝するのが、私の手抜きホワイトソースです。最近トレーダージョーズで見かけるHollandaise Sauceを活用します。ブレンダーに牛乳を注ぎ、例のソースを大匙1~2杯、以前お勧めしたBetter than buillon のチキンブイヨンを大匙一杯、小麦粉大匙一杯を加え、ビ~っとブレンダーで均等になるまで混ぜます。

無水なべには、すでに材料の新鮮野菜と鶏肉(凍ったまま)を入れて加熱してます。上記のホワイトソースができるまでには、かなり鶏肉が軟らかくなってますから、キッチンバサミで一口大に切ります。

なべにホワイトソースを静かに入れ、材料とのバランスを見て、必要なだけ牛乳を足します。ここで沸騰させるとホワイトソースが分離してしまいますので、弱火で加熱します。

で、今夜は分離させてしまいましたとさ!


*今日のお勧めのYouTube:
Latte Art: http://www.youtube.com/channels?feature=feed-promo

*今日のお勧めのNews記事

By Associated Press, Published: April 24

NEW YORK — Apple Inc., the world’s most valuable company, trumped skeptics once again by reporting blowout iPhone sales.

Apple says it sold 35 million iPhones in the January-to-March quarter, almost twice as many as it sold a year ago and above analyst expectations.

(全文はこちら:http://www.washingtonpost.com/national/apple-defeats-wall-street-expectations-sells-35-million-iphones-in-second-quarter/2012/04/24/gIQA0mxAfT_story.html)

2012年4月25日水曜日

[グローバル]中魯海軍合同演習

何でこの時期にとも言えるし、今だからやらなきゃとも言えるお隣の大国が仲良く合同演習。
アメリカが一番いや~なことを、なぜ今やるのでしょう。

もう共産主義なんてや~めた!って宣言したロシアは、止めても大統領の天下であることは前とちっとも変わらない。いえいえ、ずっと共産主義で行きま~す!って宣言したわりに、中国は思いっきり資本主義を突っ走って世界中の石油を買い捲ってるご様子。言動不一致という意味ではやっぱり仲良しなのでしょうか?

日本海は東海と称すべきという韓国、尖閣諸島はうちのものと称する中国をよそ目に、所有者から買い取っちゃえば?という石原都知事。

どれもこれも内閣総理大臣という存在を全く無視して平気な出来事のようで、外国からも自国の一知事からも舐めまくられている証拠です。

軍備縮小を掲げるオバマ政権にも、この中魯合同演習は足を引っ張る要因になります。よってアメリカではあまり派手に報道されておりません。それをほじくって論争のネタに使えないロムニー氏は、対抗馬としての国際性の欠如丸出し。

可哀想なのは日本からもアメリカからもあまりかまってもらえそうに無い台湾。中魯の風下で、じっと様子を伺っているのでしょうか?

このまま極東の風向きが怪しくなると、3.11後の救援で活躍した自衛隊を更に軍隊化しようと願う人たちに絶好のチャンスとなり得ます。総理大臣が骨抜きのまま軍ができると、防衛大臣に要注意
ですね。でもこの人がまたあまり自分のお仕事わかっていらっしゃらないみたいで、なおさら諸外国に甘く見られているようでもありますが。


*今日のお勧めのYouTube:
ファンが勝手に作ったトレジョーのコマーシャルソング:http://www.youtube.com/watch?v=OdB7GDZY3Pk

*今日のお勧めのウェブ

Over one million people have contacted the FDA and told them we have a right to know what’s in our food. Become part of this growing movement and join them today. Sign this petition to the FDA and make sure your voice is heard!
(全文はこちらで、ご署名もお願いします:http://justlabelit.org/take-action/)


2012年4月24日火曜日

お休み

今日は体調がいまいち。ブログはお休みさせていただきます。

2012年4月23日月曜日

[グローバル] フランス大統領選挙

フランス大統領選挙が始まりました。

大統領選挙と言ってもアメリカ合衆国のそれとはやり方が違います。
アメリカは間接的に選挙人を選び、最終的に二人の候補者(共和党と民主党)の一騎打ちになるようにデザインされてますが、もしもパワフルな無所属がいれば、三つ巴もシステムとしては有り得ます。過去に何度か其の例がありました。ロス=ペロー氏とか、ラルフ=ネイダー氏など。

フランスでは、複数の候補者の直接選挙を行った後、上位二人の一騎打ちを更に行い、最終的な勝者を決めます。もしもこの勝者決定最終戦がアメリカにもあったとしたら、2000年の選挙など、かなり違った結果をもたらした事でしょう。ラルフ=ネイダー氏がゴア氏から削り取った表が再びゴア氏に流れていれば、ブッシュ大統領も生まれなかったでしょうし、9.11も起きなかったかもしれません。

日本では内閣総理大臣、アメリカ合衆国では大統領が国家の最高責任者です。フランスとドイツには大統領と首相が両方存在します。

フランスでは大統領が政治的最高指導権を握り、5年毎の直接選挙が1962年から行われています。その下に首相がいて、国会において大統領の代理人的な役割を果たします。大統領の属する政党と国会の大多数を占める政党が違う場合をコアビタシオン(Cohabitation)と言います。英語では男女の「同棲」という意味でコハビテイション(Cohabitation)という同じ単語を使います。あ~めんどくさ!

ドイツの大統領はフランスと異なり、かなり「お飾り的」な存在で、その下の首相(Chancellor)が実質的な権利を握ってます。ドイツの首相は下院(Bundestag)の投票で決められます。現在アンゲラ・メルケル女史がこの地位でノリに乗ってる感じですよね。日本の首相も彼女のように理論物理学者だったら....(この後に書いた分、全部削除しました。脱線もいいとこ。)


*今日のお勧めのYouTube:
Annimated GIFs
http://video.pbs.org/video/2207348428/

*今日のお勧めのNews記事

Chinese & Russian navies exercise in Yellow Sea



For the first time combined elements of the Russian and Chinese navies are holding joint exercises in the Yellow Sea.

The wargames include anti-submarine warfare and the simulation of hostage rescue from ships.
Russia has sent four warships including three missile crusiers, and the Chinese have deployed 16 vessels including a pair of submarines, and 4000 men for the week-long wargame.

(全文はこちら:http://www.euronews.com/2012/04/22/chinese-russian-navies-exercise-in-yellow-sea/)

2012年4月20日金曜日

[教育] 大人の教育・自分の教育

9.11の次の日、私はボーっとパジャマのままで午前中を過ごしていました。9.11はたぶん人生で一番長~い日でした。どうやって寝付いたのか、あるいは寝なかったのかさえ覚えていませんが、あの日の日中の行動はよく覚えています。12日、ピンポーンの音にはっとして玄関に行くと、YMさんが立っていらっしゃいました。何と其の日が初クラスの新しい生徒さんでした。顔も洗わずパジャマのままで応対した私は、何故かYMさんに拙宅に上がって頂きました。英語のクラスのはずが、9.11の話で終わってしまいました。YMさんの優しさに今でも感謝しています。

来る日も来る日も重い空気の中、家にいてもニュースは瓦礫撤去と遺体の収容、テロリストの話ばかりでうんざりしていた頃、私は自宅での英語クラスと、大学でクラスをとっていたことを随分と幸運だと感じました。あの時間だけは素直に自分自身でいることができました。

私のXがやっと出て行ってくれた日、KSさんがいつものように拙宅に英語クラスにいらっしゃいました。「さっき旦那が出て行ったの」と私が言ったそうです。覚えてませんでしたが、後からKSさんに思い出話をされて、再びインプットした内容です。KSさんにはかなりショックだったらしいのですが、私はKSさんといつもどおりクラスができて、たぶん淡々と其の日は終わったようです。其の次の日の朝、約10年ほど悩まされ続けた便秘がピタ~っと止まった驚きと感激を今でも覚えています。自分は平気なつもりでいたのに、実は体は敏感に警鐘を鳴らしていたことを知りました。

アメリカに来て、初めて家計の切り盛り、ファイナンスというものをやったのは、この別居のときからでした。義母が義父の死後、初めて小切手帳の帳尻合わせを習ったり、レストランでのお会計に躊躇する姿に自分の将来を見た思いがしてぞっとしました。その後大学で女性学も学び、精神的な自立のために経済的な自立がいかに大切なことか、痛い目に会いながらリアルタイムで勉強していました。そして離婚というやたらエネルギーを消耗するハードルを越えたあとに、Conflict Resolutionのクラスで「あ~こんな方法もあったんだ!」と驚くことばかり。目から鱗とは言いますが、あれほど鱗が落ちたらよっぽど良く見えるはずなのに、いまだにめがねがかかせません。最近は老眼もばっちり入ってますが。

クラスメイトの中には、家族で初めて大学教育を受ける人もいました。フルタイムで働いて、フルタイムで大学に通っているツワモノもいました。いったいあの子はいつ寝るんだろう?と、その信念の強さとスタミナ、若さを羨ましく、眩しく感じ、影ながら応援していました。65歳で卒業間近のクラスメートもいました。彼女は卒業後、教職に就くことを希望していました。普通は其の年で引退するのに、頑張るな~と感心、エネルギーを充電。祖父母の残してくれた遺産奨学金で学ぶ余裕のよっちゃんもいました。いろいろなタイプ、人種、信条、国籍、年齢の生徒が学ぶ中、一番衝撃的な発言はある白人学生が言った「私の母は売春婦です。」の一言でした。其のことと、自分の異性との付き合い方を比較して彼女なりの意見を授業の中で語ったのでした。まるで「私の母は教師、看護婦、銀行員、等...です。」と言う様にあっさりと「売春婦」という単語を公共の場で語った彼女の勇気に打たれ、クラス中が針の落ちる音も聞こえるかのごとくし~んとして聞き入ったのを今でも覚えています。さらに教授が”Thank you for sharing your thought with us."と普段の発言に答えるのと同じようにあっさりと言って、淡々と授業が続いていったことに何か物凄い感動を覚えました。この学生に対する噂話も陰口も一切聞きませんでした。これが大学なんだ!

シカゴ大学の経済学の授業に、教授がプロの売春婦を教壇に立てて学生たちに話をしてくれたと、上の娘が報告してくれました。今になってこの教授がステファン=レビッツであったことが判明しました。彼とスティーブン=ダブナー(この人の子供が、うちの下の娘と同じ学校に通っていて知りました。)の共著で”Freakonomics(邦題:「やばい経済学」)”というのが近年大ブレークして話題を色々と提供してくれてます。ダブナーのクリップは私の英語クラスの発展編でよく使わせてもらってます。いかんせん、上の娘が経済学を専攻しながら社会学に傾倒して行ったきっかけが、どうもレビッツ教授の影響だったらしいと、最近わかりました。お金よりも幸せの追求を、早いうちから見極めてくれたことを、私は嬉しく思います。


*今日のお勧めのYouTube:
Economics of Prostitution
http://www.youtube.com/watch?v=e71J4qOs9KE

*今日のお勧めのNews記事

Why Are People Dying to Bring You Dinner? The Shocking Facts About Our Food System
We hear of the sweatshops behind our computers, sneakers and other attire--yet the exploitation of farmworkers has become normalized.
March 30, 2012  |  

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Cesar Chavez, the champion of farmworkers' rights who gets his annual day of state recognition this Saturday, must be rolling in his grave. It's been 37 years since Governor Jerry Brown, in an earlier life, signed the landmark agricultural labor relations act--and soon California legislators will debate whether to enforce rules to provide water and shade to the 400,000 farmworkers who harvest our food.
(全文はこちら:http://www.alternet.org/food/154775/why_are_people_dying_to_bring_you_dinner_the_shocking_facts_about_our_food_system)

2012年4月18日水曜日

[手抜き料理] 本格的チャーハン


「手抜き」といえども「本格的」なのがうちのチャーハンです。具のバラエティーや調味料は必ず本物だけを使います。

1.まず具(たまねぎ、人参、ベーコンの他に緑系野菜やきのこ類も)適量を細切れにして、
耐熱容器に入れます。

2.1に塩、胡椒をまぶし、具全体に混ぜ合わせ、レンジで加熱(「野菜」のボタンを押すだけ)します。

3.2が秒読み段階に入るまで、炊飯器のご飯にガーリックバター、オリーブオイル、アジアチックに仕上げたい場合はごま油も入れてよーく混ぜ合わせます。これをフライパンでやると時間がかかる上にご飯が回りに散らばるのであとの掃除が大変ですよね。炊飯器の深さとテフロンのおかげで満遍なくきれいに混ざります。

4.レンジが秒読みに入ったらもうサッサと止めて、具をご飯に混ぜて満遍なく混ぜます。大急ぎのときは、ここにトマトソース(スパニッシュライス)かお醤油(中華風)を入れておしまいにもできます。でも今夜はやっぱりおこげの効いたチャーハンを食べたかったので、あらかじめ加熱したフライパンにどっとあけて炒めて、お醤油で仕上げました。

5.寿司酢につけたあと、刻んでおいた新生姜がいつも冷蔵庫にあります。これときざみ海苔を
かけて食べるのが我が家のチャーハンです。もう一手間かけたいときは、ホロホロ卵が具にくわわります。

今日は中華風でしたが、スパニッシュライスのときは、スパゲティーソースの残りを使って味を仕上げます。この場合のもう一手間は、このスパニッシュライスをピーマンに詰めて、チーズをかけてオーブンで焼きます。赤ワインと一緒にどうぞ!


*今日のお勧めのYouTube
1. 育児放棄の母親:
http://www.youtube.com/watch?v=2_w_UORsgDI&feature=related
英語のビデオを探してこれにぶち当たり、見てしまいました。私は、この若い母親のしたことよりも、よってたかって彼女の未熟さや異常さを指摘する専門家と賛同するコメントの数々に唖然としました。私にはこの若母が被害者に見えてしょうがないのです。21歳で3人も子供ができたということは、10代後半はもう2人の子供を抱えて3人目を妊娠していたことになります。妊娠しても堕胎できなかったなんらかの事情がたくさん絡んでいるはずです。生活環境、親との関係、医療施設や医療関係者との関わりが何故か無かったこと、経済的な問題、いろいろあって、たぶん同棲していた男性との関係だけにすがっていたように見えます。同棲相手もご近所さんたちも、だれもソーシャルワーカーや施設への報告をしなかったどころか、彼女に手を差し伸べることも子供たちに差し入れもしなかったのでしょうか?Neglectは若母の育児放棄だけではなくて、彼女の周辺にいた人たちの一市民としての義務の放棄という意味で、これは大きなNeglectです。

2. What is sociology??? 社会学とは何ぞや?(英語のビデオ):
http://www.youtube.com/watch?v=LK5J0-cM-HE
わかりやす~い、優しい説明に大納得!

*今日のお勧めのNews記事
Senators Discuss Racial Profiling in America(C-Span.orgより)

Tuesday, April 17, 2012

A Senate Judiciary Subcommittee looked at racial profiling in the U.S.  More specifically, it focused on racial profiling surrounding state immigration laws in Alabama and Arizona, law enforcement against African-Americans as well as anti-terrorism efforts that target American Muslims.The hearing also examined proposed solutions to racial profiling.

Witnesses included Senator Benjamin Cardin of Maryland, who has introduced legislation called the ‘End Racial Profiling Act’. Other witnesses include the police chief of East Palo Alto, California, the executive director of the American Civil Liberties Union and president for the Center for Equal Opportunity.  Senator Dick Durbin of Illinois chairs this subcommittee hearing.

(ビデオも含めてこれよ~く見て聞いてください。やっぱ大手ニュース会社の切り抜き・貼り付け記事よりも、C-Spanで全文聞くのは違いますね。自分の耳で聞いて、自分の理解を持つことと、どこぞの記者のフィルターを通したニュースとの違いを感じました。)

2012年4月17日火曜日

[フランス語訛りの英語]

英語に関しては、うちでは米語の発音を基本として扱ってます。でも、昨今のグローバル化は、英語一つとっても例外ではありません。アメリカに住みつつ、いろんな地方の訛りも、各国語の訛りもわからないと、コミュニケーションがうまくいきません。

*今日のお勧めのYouTube
今日はフランス語訛りの英語を探しているうちに、とっても素敵なビデオを見つけましたので、ご紹介いたします:

マルコ=テンペストの魅惑のテクノマジック
http://www.youtube.com/watch?v=fumsXEuiLyk&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=fZ8eyWBQmfU&feature=relmfu

http://www.youtube.com/watch?v=C4pHP-pgwlI&feature=relmfu



*今日のお勧めのNews記事
Panama Booms While Poor Watch From Afar

by JASON BEAUBIEN


April 16, 2012
The Central American nation of Panama is booming. Fueled by a multibillion-dollar expansion of the Panama Canal, a thriving banking industry and capital flight from Venezuela, the tiny nation has the highest economic growth rate in the hemisphere.

But even as the government builds a subway system and markets the country as a tropical paradise for multinational corporations, not everyone is sharing in the prosperity. 
(全文はこちら:http://www.npr.org/2012/04/16/150727218/panama-booms-while-poor-watch-from-afar)

2012年4月15日日曜日

[環境] 春の紅葉

最近遠出するたびに、今年の不思議な現象を目にします。
去年の秋の紅葉が、暖冬のせいでしょうか、落ち葉にならずにまだしっかりと見事な色をそのままに木に残っています。周りの他の木は新緑を湛えております。金木犀も桜も木蓮も一斉に咲き、まったく不思議な春の自然界の装いに戸惑いを感じながら見入っております。紅葉、新緑、黄色、ピンク...。紅葉の年輪は一つ飛ぶのでしょうか?今年の秋までずっとこの紅葉は続くのでしょうか?

[教育] 学校と政治

今日は土曜日、普段なら朝から生徒さんたちと次々に英語のクラスをご一緒させて頂く日ですが、無理をお願いしてお休みを頂きました。

代わりに6時半ごろからマンハッタンに向けてうちの子供とドライブ。予定通り、66丁目の歴史の先生宅前に集合。総勢40人ぐらいが、私を含めたボランティア運転手の車に分乗して、ペンシルベニアの片田舎に向かいました。

この先生、1952年に陸軍にいらしたそうですから、もうとっくに70サムシング。いつも高校生と接して頭も体もクリア~!今年11月の大統領選挙に向けて、3月から毎月こうやって希望者を集めては、ペンシルベニアに繰り出して民主党の応援活動をやってます。「え~!そんなことしていいの~?」と思うのは日本人だけではありません。他のアメリカ人もきっとそう感じるでしょう。でも、うちの子供の学校はみ~んな民主党支持なので、「お~!行こうぜ!」って先生も生徒も親たちも参加します。民主主義とは、市民活動とは、選挙とは、人を説得する・動かすということは、それらの社会活動を今のうちから体験学習できるというのは素晴らしいと思いました。

昔日本でもちょっとだけ選挙の応援をやったことがありますが、今回は、プロのオーガナイザーの手腕をじっくり勉強させて頂くいい機会となりました。

まず全体を大きく6つのグループに分け、2グループずつが3つの活動を午前中やって、午後に活動をローテーションします。その3つの活動とは:1)<電話> 一人88軒に電話して、投票を呼びかけます。其の前に対応の練習・必ず言うべき項目と台詞の例がちゃんとプリントに示されていて、それを見ながら説明を聞いた後、相棒と組んで練習します。44軒分の情報がプリント裏表2枚分にびっしり用意され、クリップで留めてありました。それを2束こなすとランチの時間。 2)<Canvassing=個別訪問して投票依頼すること> やはりファイルの中に持ち場の地図、道順、住人の情報を載せたプリントがすでにできていて、それを手にして、オフィスで出発前に練習した内容を各家庭に訪問して話ます。3)<データ入力> どの程度の熱意があるのか、電話番号は間違いだったか、引っ越したか、またあとでかけなおせといわれたか、などの情報をどんどん入力して、その後の活動がダブらないように、また訪問先や電話先を特定するのに使います。

ぶっきらぼうに扱われたり、ご苦労様と労って頂いたり、さまざまな人間模様を数秒単位で次から次へとi-フォンのページを指先でスライドするようにダダダーっと辿ります。

この国の大統領選挙は、共和党支持州や民主党支持の州が左右するのではなくて、どっちつかずの州が鍵を握っています。英語で”Swing States"と呼ばれる州です。そのどっちつかずの最大公約数を掴んだ候補者が時期大統領になると言っても過言ではありません。案の定「前回はオバマに投票したけど、今回はお断りだね。」などとあっさり言ってのける人もいましたし、「絶対オバマよね。ボランティアご苦様。私も手伝いたいけど、失業してもう3年、其の間ずっと帰還兵の弟の面倒も見てるからとても時間がなくって。」などといった悲痛な現実も聞かされます。

私は国民皆保険に一歩でも近づくことを願ってボランティア活動に参加しました。子供と一緒に社会参加できる機会も嬉しかったので、これからも続けたいと思います。

*今日のお勧めのYouTube
Tapped - Chemicals in the Water  http://www.youtube.com/watch?v=5q-cc3YRr1g 
たった4分8秒の中に詰まった水道水のさまざまな問題、特に人間が普段使う医薬品・薬物が浄化システムで完全に除去されないまま飲み水に入って、その結果.....?

*今日のお勧めのNews記事
Google Fined for Impeding Data Collection Inquiry
By DAVID STREITFELD
Published: April 14, 2012

SAN FRANCISCO — When Google first revealed in 2010 that cars it was using to map streets were also sweeping up sensitive personal information from wireless home networks, it called the data collection a mistake. On Saturday, federal regulators charged that Google had “deliberately impeded and delayed” an investigation into the data collection and ordered a $25,000 fine on the search giant. (全文はこちら:http://www.nytimes.com/2012/04/15/technology/google-is-fined-for-impeding-us-inquiry-on-data-collection.html?_r=1&ref=technology)

2012年4月13日金曜日

[手抜き料理] きのこライス


最近の手抜き料理を一品ご紹介します:

冷蔵庫には常に溶かしたバターにつぶしたガーリックと新鮮パセリのみじん切りを混ぜて固めなおしたものを置いています。

お米をいつもどおりに洗って水を所定の位置まで入れます。
適当に切ったきのこ類(今日はシメジと椎茸を入れましたが、何でもOK )を入れ、上記の自家製ガーリックバターを小さじ一杯強、オリーブオイル大さじ一杯程、それとチキンブイヨン(http://www.amazon.com/Better-Than-Bouillon-Chicken-base/dp/B00016LA7K/ref=sr_1_sc_1?s=grocery&ie=UTF8&qid=1334283745&sr=1-1-spell)を適当に入れてスイッチを入れます。
できたらかき混ぜるだけ。

[手抜き料理]   なぜファストフード?

ファストフードという産業がこの国のベイビーブーマーズと一緒に成長し、ベイビーブーマーズとポスト=ベイビーブーマーズも巻き込んで、アメリカから世界に蔓延してしまったのは、本当に残念なことです。

こう言うと語弊があるでしょうが、独断と偏見であえて言わせて頂けば、メイフラワー号でマサチューセッツに着いた人たちやバージニア州に来た人たちは、「食」にあまり拘らないイギリス文化をもたらしました。イタリア料理、フランス料理、スペイン料理、中国料理、インド料理...と文化の栄える土地には特有の料理が発達するものですが、どうもイギリス料理というものはあまり耳にもしませんし、口にもしません。そんな「味」に拘らない人たちがどどっと押し寄せてきて、原住民を蹴散らして栄えた国ですから、「味」や「質」よりも「速さ」や「効率」そして「量」に重きを置くファーストフードなるものが歓迎される精神的、文化的基盤があったのでしょう。 

でも南部に行くと、ファストフードは決して早くないし、南部独特のファストフードチェーンもあり、これが結構美味しい。さすが、フランスやスペインの影響力。

ファストフードといえば、2002年にエリック=シュローサーがファストフードネイション(http://www.amazon.com/Fast-Food-Nation-Dark-All-American/dp/0060938455)というベストセラーを書いて久しいです。当時全米の大学でテキストとしてよく取り上げられ、たぶん現代人の必読書の一つと言っても過言ではないでしょう。マクドナルドがレーガン政権下でどのようにして経営を広げていったのか、どこで食べてもまったく同じ味の秘密とは何か、O-157の多発、不法移民の搾取、非人道的な食肉用家畜/家禽類の扱い方など、おどろおどろしい現実がレポートされいます。面白いのは、マックはファストフードのフランチャイズでありながら、実は不動産でがっぽりとフランチャイジーから儲けていたことです。政府に近かったので、誰よりも先に開発計画のうわさを嗅ぎ取っては、自家用機で空から値踏みをして先に土地を買占め、あとでフランチャイジーにその土地を売ったり、リースしたりしていたそうです。当のフランチャイジーは、小企業向けローンを政府から受けて、つまり私たちの税金で店を立ち上げ、マックから土地を買ったり借りたりして営業します。其のときに、マイノリティーを積極的に最低賃金で雇用する場合が多いのですが、この雇用努力に対して政府から奨励金が出る、つまりまた私たちの税金が投入されて、マックの運営を盛り立てているのです。店がつぶれてもマクドナルド本社が失うものは無く、政府からの借金が返せないフランチャイジーは「ごめんなさ~い、つぶれちゃった~!」でおしまいです。
一番馬鹿を見るのは私たち納税者で、安いと思って買っていたつもりが、あそこに店のローンや雇用奨励金などを足すと、実は20~30ドルぐらいのハンバーガーセットを食べてるのかも知れませんね。ちなみにフレンチフライも肉もみな合成香料で味と香りが統一されており、その合成香料のメッカはなんとニュージャージー州だそうです。


2012年4月12日木曜日

[グローバル ] 国境って?


「国際」は「国の際(きわ)」と書きますが、これだけ物や人が行き来する時代に、随分陳腐な響きを持つ単語になってしまいました。

「国家」単位でこれまで行われてきた決め事が、そこらじゅうでギクシャクしてきて、グローバルに何かをしようとする人々や、「ヒト」の皮を着た「法人」や、最初から国境などとは無関係に生きてきた民族、動植物、地球環境が、夫々しっくりと収まらない状態があちこちで目立つようになりました。

カナダで作られた「ザ=コーポレーション」というドキュメンタリーフィルムには、その点、学ぶものが多いです。(http://www.thecorporation.com/)この国ではなくて、お隣で作られていることが味噌ですね。出演者もネタもみんな合衆国のことなんですが。何回見ても、其の都度学ぶことが増えていきます。筆者の英語の発音クラスが一通り終わると、ご希望に応じて発展編を組んでますが、このドキュメンタリーフィルムの一部も発展編クラスで使ったりしてます。

[英語・教育・グローバル]  センセー業



もうかれこれ16年になりますが、英語という言語を「技術」として生徒さんたちと一緒に勉強させて頂いてきました。始めからずっと「せんせい」とか「センセー」、あるいは更に「先生」と呼ばれることに思いっきり抵抗を感じて、「どうぞそれだけはご勘弁ください。」とお願いしてきました。おふざけで「お師匠さんと呼んでくださいな」などと言ったこともありました。

と言うのも、むか~し中山千夏さんが某新聞に元気に書いていらしたコラムの一部が何故かずっと頭に残っているからなのです。「『先生』と呼ばれる人にろくな人間がいない、特に国会議員の中にその傾向が目立つ、云々」ということをお書きになっていらして、いたく感動したものです。「先生」と呼ばれてしまった時点で、そこから先に「もっと学ぶべき物事」が無いという錯覚に陥ってしまう危険性を恐れるからです。その点、お江戸の頃の「お師匠さん」は「センセー」の「上から目線」的な印象とは程遠い、何か優しい、下町の長屋的な雰囲気の溢れた言葉に感じます。

さて、「国際=International」という単語が廃れ始め、代わりに「グローバル」という言葉が盛んに使われ始めて久しくなります。「国境の無い~」という名前のNGOがわらわら出現したり、「グローバル企業」なるものが地球のみならず宇宙にまで飛び出してご商売に精を出す昨今、「もっと学ぶべき物事」がやたら増えすぎて、「センセー業」などとても成り立つものではありません。

始めに



誰でもすなるブログといふものを、自分もしてみむとてするなり。

<カテゴリー>

英語、グローバル、環境、核問題、教育、カフェ、手抜き料理